この仕事は自分の特性もあって、単純作業中眠気が出てしまい合わなくてやめた
今考えると、健常者として生きてきて健常者として高等教育まで出た人間が新卒就職した会社を辞めた次の段階で選ぶにはかなりレベルが低かったと思う
記憶にあるのが、何かの関係で職員と同じ時期に入った利用者(彼は知的障害を持っていた)との会話で「障害者の人が作るパンって、本当に柔らかくて最高なんだよね!」と大声の会話にドン引きしたというエピソード
職員さんには悪気はないと思うのだが、わざわざ障害のこと強調するなよって思った
しかし改めて考えると、健常に近い人が多かった気がする
障害者になる前は看護師としてバリバリ働いていたという女性もいた
辞める直前、発達障害者が新幹線で起こした事件、新幹線殺傷事件が起きて犯人が障害者向け事業所を使っていたという報道に女性利用者が「発達障害者が事件起こして、しかも事業者の利用者?また障害者の立場が悪くなる、犯人許せない」と憤ってたのが何だか記憶にある
2箇所目は前回の反省を活かし、もう少し高度な作業をできるところを選んだ
隣の市(と言っても自転車ですぐ着く)で通販の手伝いができる、これだ!と思い早速応募した
エクセルを使い褒められ、通販の仕分けをして褒められ、とても調子が良かったが問題はすぐ現れた
〜にゃんと付けて話す女性、ラブライブの話をマシンガントークするダウン症男性
リーダーの利用者男性はすごい頼もしかったが、癖強利用者が自分の将来の姿かと思うと心底怖くなった
無理だなと思ったのが、休憩時間に一斉にタバコ休憩に立つのが嫌だった
そうこうして2箇所目もやめた
もう障害者作業所は無理だな、と思いつつ、あちこち障害者作業所を見学し回った
ここではITの勉強が出来ます、企業からホームページ制作代行を請け負ってますと教えてくれたが駅から距離がありすぎる作業所、あなたスキルないの?ならお仕事ないよと経験者のみ受け入れる作業所、そして未経験者に基礎から教えますと言ってくれたゲームプログラミング系作業所
3つ目は大変興味がそそられたが…行くことはなかった
結局、健常者として細々と派遣をやっていた
しかし、7年が経ちうつ病を罹患しいよいよ自分のキャリアをどうにかしないといけないとと思い始めた
新しく応募する気も起きず、障害者作業所か就労移行を真剣に検討してる
でも2箇所目のトラウマがあって、もし同じことが起きたらどうしようと思って今は決めかねてる…
障害者雇用は?受かると思うよ
障害者雇用も受けたけど、受からんのだわ… 要件見たら大卒出た仕事面でも実績ある障害者求むって感じで… 障害者雇用は障害者の中でもエリートですわ
マジか…正社員じゃなくてもパートならありそうだけど… 作業所よりはまだ稼げるはず