昨日のガイドの仕事でご一緒したイギリス人の女性が、ツアー中のスナップ写真を送ってくださった。どの写真の私も、ぐしゃぐしゃな顔で楽しそうに写っている。
今51歳。もう少し若い時は、自分が写っている写真なんて直視できなかった。
でも、最近はこういう写真を保存するようにしている。もちろんSNSなんかには上げない。Amazonフォトに移して、たまに自分で見返すだけ。
見るに耐えない写真を、なんで残すようになったかというと、きっかけは祖母の白寿(99歳)のお祝い。実家から探し出してきた祖父母と家族たちの写真を使ってスライドショーの動画を作った。
残ってたスナップ写真は、昭和50年代以降のものがほとんどで、当時祖母は50代後半から60代。わたしが生まれてから結婚するまでのものが多い。やはりどうしてもそうなる。どの写真の祖母も綺麗で可愛くて若々しい。そう、99歳になった祖母と比べると60歳も70歳もすごく若い。まだ赤ちゃんだった私を抱っこする祖母。短い髪にパーマをかけて、明るい緑色のノースリーブのブラウスを着ている。伏し目がちに私を見下ろしているので、まつ毛が長いのがよく分かる。色白で、白髪はほとんどない。
だったら、もしかして自分だって60歳70歳になった時に、今の写真を見返したら、あの頃はまだ若くて好きなことやってたなーって思えるかもしれない。
現に、今10年前の写真を見返したら、あらっ、私若いやん、って思うし。
いくら頬が弛んでブルドッグのようになっていようと、瞼が弛んで垂れ目になっていようと、二重顎だろうと薄毛だろうと、今の自分より10年前のほうが断然若々しい。可愛いとすら思える。
であれば、今の、51歳の自分のことも、将来ポジティブに振り返れる日が来るかもしれない。いや来る。
そう思って、誰かが撮ってくれたスナップを保存したり、ちょっと遠出した時には自分でも撮ってみたりしている。繰り返しになるけど人に見せるもんじゃない。
こういう感覚は若い時にはなかったな。20代くらいの美の基準ってシビアだから。おばちゃんになってからは、美人じゃなくてもどうでも良くて、シワシワでも関係なくて、なんかこう、単なる人間て感じなのがユルくていいね。
ちなみに祖母は100歳のお祝いを済ませると、老衰で眠りながらいってしまった。
AI
今が一番若いもんね
じゃぁ今度みせて
50年前の50歳と今の50歳で、どう考えても今の50歳の方が若々しいだろ 古い写真でアラが見えないだけでは?
どんだけ紫外線浴びてるかによるんだろーなー ばーちゃんは若いころほとんど屋内生活で紫外線浴びてないのに対して、孫の元増田が「ガイドの仕事」で日中屋外をかなりの時間歩いて...
なんで知っとるん笑 死んだばーちゃんは庭の草むしりひとつしないし買い物も母任せ。工場の仕事辞めてからは出歩くことも少なかったんだ。
「二十年前の富士フイルムのほうから来ました☺️」
なんとなくわかる。容姿に自信ない女は年とってからの方が自由で楽しくなれる気がする ハウルでソフィーがおばあちゃんになってからの方が明るくアクティブになったのもめちゃくち...
Amazonフォトだけじゃなくて、Googleフォト、複数のPCに同じデータを分散して保存するんだ。 特によい写真はキタムラでA4とかで印刷するといい。 消えるときはあっけなく消えるんだぞ。