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2025-09-20

弱者僭称するアルファのなり損ない達へ

喫茶店コーヒーを飲みながら時間を潰していたところ、若いカップル入店してきた。反射的に「ケッ」と思った。

この反応から分かる通り、自分陰キャである。見た目は冴えないし、野性味や競争力もない。

だが、客観的に見てかわいい彼はいる。なんなら連中が入ってきたときLINEしてたし、デート喫茶店を利用することもある。にも拘わらず、なぜ「ケッ」と思ったのか。

「ケッ」の、より具体的な詳細を書くと、これは次のような感情であった。すなわち、

・「こいつらは自分とは違う」という疎外感

・「浅薄な奴らめ」という嘲笑

自分領域を異質な存在によって侵されたことによる不快感

である

彼女がいるのに、なぜ彼等が異質に感じるのか?答えは「ここで覚える異物感は交際相手の有無ではない」からであるもっと先天的根深感情だ。

まり人を雑なラベリングで語りたくはないが、自分ASD/ADHDの発達コンボだ。「自分は他の人と同じようになれない」「理解できないし、理解されない」という強烈な居心地の悪さと排斥圧を常に感じながら生きてきた。

はっきり言って交際相手の有無と生きやすさはノットイコールだ。確かに、ある程度の相関関係はあるかも知れない。だがしかし、それは「交際相手ができれば生きやすくなる」ことを意味しはしない。

ナンパ師を崇める一群がいる。彼らは弱者男性自称しているが、俺からすると彼等はたまたま配偶者を得られなかっただけの、精神は寧ろアルファと瓜二つの存在に見える。しかも彼等は交際相手こそいないが、社会的には成功している者が少なくない。難関大出て有名企業正社員として勤務してるハイスペック共のどこが弱者なんだよ。

彼女がいようがいまいが、自分人生自分で生きるより他なく、また自分性質が変わる訳でもない。男女交際みたいな別になくても生きていける、云わばオプションの娯楽でしかないものを至上のものとする感性は、まさにアルファ精神構造のものだ。相手人格を認めず、とにかくセックスへの最短ルート模索するというところもよく似ている。

彼女ができただけで解決する苦悩なんて、所詮その程度のものしかない。それは浅薄低俗物質主義で、自己存在それそのものに起因するどうにもならない苦痛とは根本的に全く異なるものだ。たまたま「持っていない」というだけで、信奉している思想のものアルファと何ら変わりない。

陰キャ彼女がいると君らは陰湿攻撃するけどさ。俺からしたら君らの方がよっぽど幸せな「成功者」だよ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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記事への反応 -
  • で、だから何?としか 俺もASD ADHD持ち診断済みだがカップル見ただけでケッとは思わん

    • 君は性格がいいんだな、そのままでいてくれ。 タツショが全員こういう反応をする訳ではない、ということと、個人の困難の原因がタツショである、ということは両立するんだよね。 ...

      • それなら最初からしんどい って言おうぜ。 個人的な感覚で恐縮だが、ADHD ASD持ち(俺は違うが手帳持ちの知り合いもいる)の思考が跳ねてどこまでもいくタイプの人は付随する感情が...

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