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< anond:20250913144016 |anond:20250912210329 >

2025-09-13

若者結婚子育てしないのは、身近な人がそれを祝福しなくなったからじゃないの?

◯年前の話だけど、同僚が結婚した時多くの人が「ダッル・・・忙しい時期に結婚式かよ・・・つうか次の異動の時に拒否とかされたらウゼーんだけど・・・」という空気だった。

彼もその空気を察したのか、同僚を呼ばずに身内だけでこじんまりとした結婚式を挙げたと聞く。

彼とはまた別の人だが、子供がよく産まれる同僚がいる。

今は3人目だ。

彼が1人目を産んだときは「良かったね~~~」と歓迎していた同僚たちも、2人目・3人目となるにつれて「え?じゃあまた産休取るの?はぁ?」という扱いになっていった。

他人結婚=クソなこと。だって時間無駄だし人事の流れ弾が自分に来るかも知れないか

他人出産=クソなこと。だって、育休取られるし子供の熱やイベントだとかで周囲の迷惑をかえりみない休み方するようになるから

若者空気に敏感だ。

中年ほど図太くない。

転職市場で役立つスキルや、社内における地位、「この程度の失敗ならもう許容範囲ってしないと人生が回らん」という諦観などの積み上げが少ないのだろう。

から若者は周囲が「結婚出産しようぜ」と口で言っていても「結婚出産なんてするなよ迷惑から」と心のなかでは思っていることを感じ取ってしまう。

その昔、結婚出産は本当の意味で祝福されていた。

何故か、「専業主婦という家事専門の役職一般的存在たから」である

子供が生まれても専業主婦が頑張ればいいだけで夫の仕事に影響はない。

結婚した人間が転勤を命じられたら、子供がまだ生まれてないなら専業主婦は黙って従えばいいのであって「転勤のせいで結婚生活が破綻した」なんて話にはそうそうならなかった。

サラリーマンより社会的地位が一段低い所で暮らす家事全般を一手に引き受ける奴隷的な役職社会から失われたことの影響はとても大きい。

平等が重んじられる社会においては共働き一般化していき、そのせいで男女問わずに「子供が産まれたらその分仕事が出来なくなる」」という影響が生じてきたのだ。

結論から言えば「共働き一般したことで、結婚出産というライフイベントの負の側面が目立つようになった」というだけの話にはなる。

だがその精神的な側面は「結婚出産歓迎ムードで称える風習社会から失われてきた」なのである

現代社会結婚出産も喜ばない。

若い労働力は望んでいるが、それは自分無関係な所で無関係人達にやって欲しいと思っているわけである

Permalink |記事への反応(1) | 14:48

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記事への反応 -
  • 労働人口が減ってきて結婚出産に限らず介護等で仕事に全振りできなくなる人が増えてきた中で、企業が働き方を変えていないからだと思う。 未だに24時間戦えますかのスタイルのとこ...

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