買春は暴力の一形態であり、女男平等の原則を根本から損なうものです。
貧困の犠牲者を罰するのではなく、お金と引き換えに性的関係を強要し、他者の人間性を尊重しない人を罰するべきです。そのため、私を含む国民議会(下院)の女性の権利代表団は買春を撲滅する法律を提案することにしたのです。
――16年の法律制定までに多くの反対があったと聞いています。
上院と一部メディアは「客への罰則」について反対しました。これが性を買う人の数を減らすもっとも効果的な方法だということを知っていたからでしょう。
また「収入が少ない女性たちをより貧困に追い込むことになる」「売買春があるから性的暴行を減らすことができている」「妻がセックスを拒否している場合には売買春が必要ではないか」などとして、「必要悪」だと主張する人もいました。
家父長制は、経済的、政治的な分野だけでなくセクシュアリティーにも大きな影響を及ぼしています。これまで、男性の性欲には抑えがたい衝動があり、常に満たされなければならな...
――日本では「パパ活」や「枕営業」など、売る側の積極性ばかりが強調されます。 現状を変えたくない人の表現ですね。売春する人に「この状況から抜け出したいか」と聞くと9割...
セックスを利用して男を支配しようとしてるだけだけどな