あまり語られてない視点から良かったところ悪かったところを述べてみたい。
総評的に言うなれば「ギリギリ成功」ってレベルじゃないかなと思う。
関西では盛り上がっているけどやはり、その他ではいまいちな反応ってのが正直なとこだろう。
米津さんはやり過ぎだし、YOASOBIかミセスあたりがやってたんじゃないかな?
ダンスも作られて音楽番組やバラエティでどんどん流されてたと思われる。
東京の人は万博の主題歌のタイトルは?と聞いて答えられる人少ないんじゃない?
大衆的な方向が出て場内の音楽も聴き馴染み良いどこかで聞いたことのある音環境になってただろう。
今回、大阪万博ではレコード会社のプッシュみたいなものもないため
https://expoworlds.jp/ja/sound/
そして、これはデザイン面にもでていて、大資本からのしがらみから外れたものとなっている。
そんな中クリエイティブディレクターの引地さんがとても優秀であり
東京オリンピックとは違ったトータルデザインを見せてくれている。
大衆的ではないのに大衆を巻き込み2次創作を促して全体の良い雰囲気を作っているのだ。
ミャクミャクも実は選ばれた当初からマイナーチェンジを重ねてかわいく変更されてる。
初期の変形構想捨てられたしな…(好きなんだが)
ミャクミャクやロゴからして東京万博だとこうはならなかったんじゃないかなと。
しかし、世界の万博なのにやたらと地域特産が多い、手作り感あるイベントが多いのは残念な点。
電通が入ればアリーナでのライブイベントも、もう少し良いイベント組めたんじゃないかな。
藤本さんの大屋根リング(見た目だけでなく避暑として大きな役割を果たした)、
引地さんのデザイン、イタリア、サウジや中東圏の力の入った展示、
ここら辺が奇跡的に化学反応を起こして成功にまで持ち込めたのだろうと思う。
チケットサイトや予約システムももっと洗練されたものになってたに違いない。
けど全体の雰囲気として自分の好きな万博になってただろうか?と疑問。
おそらく大資本の入った大衆的なものになっただろう。(それはそれで良いと思う)
関東でやったらさらに人で溢れかえるだろうから行こうと思わない