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2025-08-27

欧米の友人「主人公性別選択を拒むマリオは、今のゲームの時流を読めていない」

 1985年誕生して以来、世界中で愛され続けてきたスーパーマリオシリーズしかしその主人公マリオは、40年近く「男性」の姿のまま変わっていない。

 現代ゲーム業界においては、プレイヤー主人公性別自由に選べることが一般的になりつつある。たとえばRPGアクションゲームでは、男女のアバター選択できるのは当然視され、むしろジェンダー表現多様性尊重する姿勢こそが企業評価につながっている。だが任天堂マリオに関して、その選択肢を一切提供していない。

 「マリオが“男性であること”はシリーズアイデンティティ」という意見もある。だが同様に長寿タイトルであるゼルダの伝説シリーズは、近年リンクジェンダー表現を柔軟に解釈するファンの声に耳を傾け、ビジュアルや設定に揺らぎを持たせている。マリオけが、頑なに「男の配管工」という枠に閉じ込められているのだ。

 また、マリオの「女性主人公」が公式に登場したことは一度もない。ピーチ姫は常に“救われる対象”として描かれ、彼女自身シリーズの主役を担うのはスピンオフに限られている。これでは「女性は補助的な役割にとどまる」という旧態依然としたメッセージを発信し続けているようにも見える。

 ジェンダー多様性が重視される現代において、マリオ男性で固定されていることは、象徴的な“時代遅れ”とならざるを得ない。もちろん、長年親しまれてきたキャラクター伝統を守ることは理解できる。しかし、それがプレイヤー自由自己投影表現可能性を制限しているのだとすれば、任天堂再考すべきだろう。

 「マリオ女の子として遊んでみたい」「ノンバイナリーの主人公でもいい」という声は、すでに世界中ファンから上がっている。もし次世代スーパーマリオが、プレイヤー選択を受け入れる柔軟性を備えたなら、シリーズは再び“時代の先頭”に立つことができるのではないだろうか。

Permalink |記事への反応(4) | 12:09

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