ユダヤ教が「ユダヤ人以外は皆死ね」「箱舟に乗れるのはユダヤ人だけ」などという教義を持っているという主張は根拠のない誤読と陰謀論だ。
ユダヤ教の主要な議論では「ノアの七戒(非ユダヤ人にも課される普遍的な倫理)を守る者は〈義人〉と見なされ救済に与る」と明確に扱われており、これはラビの議論にも反映されている。
「選民」という言葉だが、ユダヤ教での選ばれた民とは特権でも他者軽視の免罪符でもなく、むしろ律法を守るという重い責任と役割を指すもので、優越性を根拠に他者を蔑ろにする教義ではない。
ナチによるユダヤ人迫害とホロコーストの原因は、ユダヤ人のせいではなく、国家主導の人種イデオロギーと組織的な差別・排斥政策であり、ナチのプロパガンダは既存の偏見を利用して大衆を動員したにすぎない。
「ロスチャイルドがカネを配れば真実だ」とか「金を出せ」みたいな話は、陰謀論の典型。
証拠の提示を金銭の有無で置き換えるという論理破綻の自己放尿であり、特定の家系や団体が世界を陰で支配しているという主張は長年にわたってデマと結びつき、反ユダヤ主義の温床になってきた。
事実として、ユダヤの記憶機関や共同体はナチ被害者を救った非ユダヤ人を公的に称え続けており、非ユダヤ人を見下して捨て置く集団だという主張は現実と矛盾する。
お前の「ユダヤ人=全員が排他で傲慢で、だから迫害された」は感情的な一般化と陰謀思考と歴史的誤認の混合の自己放尿でしかない。
大声と罵倒(そして差別的な蔑称)は自己放尿みたいに場を汚すだけで、論理的には何の証拠にもならない。
まともに議論したければ一次資料、および信頼できる歴史資料の基本を読め。