今年も終戦記念日(参政党界隈では「大東亜戦争終結の日」とかいうらしいw)がやってきて、各党が談話を発表してたけど、一つだけ異次元のポエムを垂れ流してる政党があったな。そう、我らが参政党様だ。
で、驚くべきことに、あの歴史修正主義と陰謀論と自己憐憫を煮詰めたみたいな駄文を読んで、「感動した!」「これこそ日本人の心だ!」とか言ってる連中がネットにごまんといること。マジかよ。こいつら、いわゆる「B層」ってやつなんだろうけど、ここまで思考力が低下してると、もはや哀れみを通り越して笑えてくる。
談話の冒頭、「我が国は、いま大東亜戦争終結から80年という、大きな節目を迎えています」だってさ。出たよ、伝家の宝刀「大東亜戦争」。この言葉を使った瞬間に、「俺は普通の日本人とは違う、歴史の真実を知っている(キリッ)」って言いたいだけだろ。
あの戦争がアジア解放のための聖戦だったなんて、まともな歴史研究ではとっくに否定されてるんだよ。それをいまだに信じてるのは、一部の歴史修正主義者か、勉強が苦手で複雑なことを考えられない人だけ。この言葉一つで、自分たちの立ち位置を鮮明にして、仲間内で気持ちよくなるための符丁なんだよな。こんな簡単な罠にホイホイ引っかかってる時点で、知的水準がお察しレベル。
次に繰り出されるのが、「尊き命を捧げ、散華された英霊の御霊に対し、私たちは心から哀悼と感謝の誠を捧げます。その崇高な精神と犠牲の上にこそ、この80年間、我が国は平和と繁栄を享受してきたのです」という美文。
聞こえはいいけど、これも典型的な思考停止ワード。無謀な戦争を始めて、多くの若者を無駄死にさせた指導者たちの責任を完全にスルーして、死をひたすら美化する。特攻隊員なんて、どう考えても狂った作戦の「犠牲者」なのに、それを「英雄」に仕立て上げて責任を曖昧にする。
このロジックに感動しちゃう人ってのは、「国のために死ぬのは美しいことだ」っていう単純な物語に酔いたいだけなんだよ。なぜ彼らが死ななければならなかったのか、その原因を突き詰める知性も勇気もない。ただただ、美しい物語に涙して、自分も何か高尚な精神を持った気になりたいだけ。
そして極めつけは、日本のあらゆる問題の原因を「グローバリズムの荒波」のせいにするいつものやつ。経済が停滞してるのも、将来に希望が持てないのも、全部「グローバリズム」とかいう正体不明のデカい敵のせい。
複雑な経済問題や社会構造の変化を分析する能力がないから、単純な敵を作って叩く。これぞポピュリズムの典型的な手口。そしてB層は、こういう分かりやすい話が大好き。「悪いのは俺たちじゃない!グローバリストだ!」って言えれば、何も考えずにスッキリできるもんな。自分たちの問題を直視せず、外部に責任転嫁してくれるんだから、そりゃ参政党は神様に見えるだろうよ。
結局、参政党の談話ってのは、歴史の事実から目をそらし、自分たちの不遇を誰かのせいにしたい、でもプライドだけは満たされたい、っていうワガママなB層向けに最適化された商品なんだよ。
彼らは「日本人ファースト」なんていう排外的なスローガンに熱狂し、自分たちが「既成支配層に見放された」悲劇のヒーローだと信じ込んでいる。その強烈な被害者意識をくすぐってくれるのが参政党ってわけ。
はっきり言って、こんなポエムに感動してるようじゃ、一生、情報商材か何かにカモられ続ける人生だろうな。まあ、彼らのような層がいるからこそ、参政党みたいな政党が議席を取れるわけで。日本の民主主義のコスト、ってことなのかね。だとしたら、あまりにも高くつきすぎるだろ。
B層って小泉内閣の支持者の低IQ層のことでどっちかというとグローバリスト寄りだったはずなのに本来の意味は忘れ去られてとりあえず気に入らない奴はB層と呼ぶみたいになってるな ち...
細かいことはわからんけど、改革よりくらいのイメージちゃうの
小泉改革はグローバリズムを推進するものだからね