ちょっと良いホテルのビュッフェ6000円くらい、良い感じのアフタヌーンティーセット7500円くらい、ディズニー行こ!でもろもろ経費が20000円くらい...。全部育休中に誘われてホイホイ行ったランチ代もろもろである。
先に言っておくが、私は友人のことは大好きだ!学生時代に知り合い、なんて綺麗な人なんだろうという第一印象だったが、いざ交流すると話がめちゃくちゃ面白くて、人生がしんどい時も色んな相談事をさせてもらい、また逆に大事なことだろうにということもこちらに相談してもらい、結婚式でも受付をお願いしたら快く引き受けてくれた。
もう10年以上の付き合いになるがささいなこともSNSでやり取りしており、こちらからはもちろん、向こうからも決してしょうもないモブ友人という扱いを受けてはいない、と勝手に思っている。
が、アラフォーになりそれぞれのライフスタイル、ライフステージの違いが如実にあらわれてきた。ストレートに言うと経済格差である。もちろん書いている私の方が貧乏である。
友人は今も家族と暮らしており、自分自身にかなりの時間と金銭を割くことが出来る。頭も良いので、稼いだお金は趣味に全ブッパなどもせず堅実に貯金や投資も行っていると思う。
私はいわゆるワーママというやつで、時間がない金がないと騒いでたら1日が終わる生活をしている。今も雀の涙ほどの給料しか出ないが、専門スキルもないので今より良い条件でよそに雇ってもらえるとも思えない。
友人、前述の通り結構色んなことに昔のように誘ってくれる。ただ友人には金があり、私には金がない。それだけである。
先日も6500円のランチに誘ってくれたのだが、さすがにもう本当にお金が無くて、あと家族での外食がもっぱらサイゼかマクドなのに自分だけ6500円のランチをなんの躊躇いもなく食べるというのが考えられず、3000円くらいなら行けるかも...という逃げの言い方をしてしまった。もう誘ってもらえなくなるんだろうか。なるんだろうな。さみしいな。でも本当に生活してたらお金が無い。
新入社員のころ友人と同じような生活をしていた先輩が主催してくれる飲み会が、いつも7000円くらいのコースに5000円くらいの2次会で、会社の人たちにえへえへ愛想売りながらこんなおもんないことに1万円以上ぶっ飛ばさないといけないのがめっちゃ辛かったのを思い出した。
思えば主催の先輩も今の私たちと同い年くらいだった。お金があるアラフォーはみんなこんな感じの金銭感覚になるのか。私はなれなかった。なりたかった...まあもう、絶対無理なのだが。
ママ友にどれくらいのレベルのランチが適正なのか分からず3000円くらいのランチを提案したら、高過ぎるから替えて!と2000円くらいのランチの代替案を出された時、同じくらいの価値観だ...と正直ホッとした。
とりあえずボーナス出たらまた食べようとは言ってある、言ってあるが弊社が次の冬にボーナスが出るのかはかなりビミョーである。
お金が無いと言うのは恥ずかしいし本当に惨めだ。独身実家暮らしの頃の悠々自適に金を使ってなお貯金まで出来てしまうゆるゆるを知っているとなおさら。友人にも申し訳がない。恥ずかしい。惨めだ。