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2025-08-02

職業に貴賎なし」という幻

職業に貴賎なし」という言葉現代には合わないと感じる。

身分制度職業差別が残っていた時代に、差別を和らげるために必要とされた思想ではないだろうか。

例として一部の職業性質を考えてみる。

 

パチンコ店課金ガチャ中心のゲーム開発、一部金融業

実情は賭博脳内報酬系が狂い依存者も発生。人間脆弱意思決定バイアスを突き消費を煽る商売。多くの人が賭博を好んだら国の衰退要因になる。

 

・性欲を煽る商売

性欲は「強く制御の難しい性質」「論理的判断を妨げる性質」「中毒性」「発散はエネルギーの消耗」「不快に感じる人がいる」などの観点公共の場で共有することには向かない。『性欲は適切に扱われれば健全』だが、この欲望不特定多数に煽るので性産業は不健全になりがちと見られる。『犯罪防止効果と促進効果両面がある』が、18禁である時点で法的にも他の職業とは同列ではない。

 

・一部SNS広告業界

人間承認欲求孤独不安欲望を利用し増長させる煽りビジネス

キャッチコピーデザインタイムラインや通知設計炎上バズマーケティングなどは人のためではなく利益ために最適化される場合が多い。

 

かつて麻薬取引賭博規制されていない時期があり、実際にそれを職業としていた人々も存在したが、今は犯罪となりこの行いに貴賎がないという人はほぼいない。

『人の命に上下は無く、すべての人は尊重されるべき存在』『労働権利平等』であり『経済合理性を優先させた反社会的思想はどのような職業にも紛れ込んでいる』が、価値基準と行いには良し悪しのグラデーションがあり、社会に対する貢献・害悪の度合いが異なるという事実存在している。

 

分別のない「職業に貴賎なし」という優しさは、社会にとっても個人にとっても毒になり、あなた大事な人を蝕むことにはならないだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 16:46

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