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2025-08-01

ウェディングドレス炎上と、スティグマの話

私がこの炎上について考えたことを整理してみた。

AI使ってるから嫌いな人はごめんね。

xに不満を書いた人は女性Bとした。

1.ネットでの反応


(正確じゃないかも)

ネット炎上はざっくり二つの陣営に分かれた。

女性Bを攻撃する人

まり差別反対・時代遅れ批判ネット私刑が混ざった感じだ。

現代SNSでは、差別反対の「進歩的正義」が強いので、こういう炎上攻撃側が優勢になりやすい。

女性Bを擁護する人

こっちは共感型の擁護だが、ネットの声量としては小さかったかもしれない。

結果として女性Bは「差別主義者」「クレーマー」として叩かれた。

2.炎上構造

今回の炎上は、いくつかの要素が複雑に絡んでいる。

1.職業差別問題

「元AV女優から嫌だ」は差別だという声

2.ビジネス契約問題

ドレス予約だけでは独占できない」

ブランド対応の話であって個人が叩かれる話ではない」

3.ブランドイメージの問題

ウェディングドレスは清楚さ・純潔象徴でもあり、

モデル選びはブランド戦略として重要

本来ブランドリスク管理問題

4.個人感情問題

結婚式人生特別な瞬間。

自分が着たいと思えなくなった」という気持ち本来尊重されてもいい。

5.宗教的象徴的な問題

ウェディングドレス純潔神聖さの象徴でもある。

そこに社会スティグマを持つ職業の人が触れると嫌悪が生じる層もいる。

この5つが絡んで、女性Bだけが悪者化される形で炎上した。

公共空間では「差別反対」が優位になりやすく、個人感情は潰されやすい。

3.スティグマの話

今回の炎上を考えるうえで、**スティグマ社会烙印)**の存在が大きいと思った。

AV女優という職業には長くスティグマがあった。

でも近年、SNS個人発信の時代になって、少しずつスティグマは薄れている。

件の人は、元AV女優であることを隠さずに活動している。

これは反スティグマとしては良いことだ。

差別を減らし、職業に対する偏見を和らげる。

しかし同時に、華やかな成功けが見えることで、若年層や未成年にとって安易な参入の誘因になる面もある。

簡単に稼げる」「有名になれる」と思ってしまうかもしれない。

その結果、安易売春や性産業入りのリスク高まる

まりスティグマには必要悪の側面がある。



スティグマを完全になくすと、自由は広がるが、

代わりにルッキズム競争、性の商業化が前面に出る。

差別は消えず、形を変えて外見格差や淘汰に変わる可能性が高い。

4.スティグマ不要にするためのルール作り

もしスティグマを減らす方向に進むなら、

スティグマに頼らない抑止力必要だと思う。



こういうルール制度がないままスティグマだけ消えると、

結局は弱者搾取される社会になりかねない。

5. まとめ

今回の炎上は、ただのネットいじめではない。



これらが一気に可視化された事件だった。


女性Bの嫌悪感は、時代遅れ批判される一方で、

社会の深層にあるスティグマ倫理感ともつながっている。

そして、今回の元AVの人のような存在は、反スティグマ象徴であり、

同時に、スティグマに頼らない社会への課題を突きつけている。

(自由が勝つ社会では、感情表明の自由が抑圧されるのも一つのポイント)

個人炎上するたびに、私たち社会価値観の摩擦点を見ている。

スティグマをなくすのか、残すのか。

どちらに進むにしても、ルール制度が追いつかなければ、

次の炎上も、また誰か個人に降りかかるだろう。


まとめるとコンテキストが色々失われてしまったけど、だいたいこんな感じ。

Permalink |記事への反応(1) | 11:49

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記事への反応 -
  • ぜんぜんちゃうで。 AV自体が女性差別と性加害の温床だから、それをキラキラコーティングしてるやつをウエディング広告に使うな、やね。

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