Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録
< ■ |anond:20250727144532 >

2025-07-27

劉仲敬氏のインタビュー「論習近平毀黨造黨」(2020年6月3日

https://anond.hatelabo.jp/20250727144129

劉仲敬「論習近平毀黨造黨」インタビュー要約

香港国家安全法の影響について

アメリカ対応は表面的で具体的な措置はこれから数か月かかる。撤退(撤僑)は戦争直前や戦争中でないと起きない。

香港国家安全法の制定は、香港の基层統治強化にはつながらず、国際的な反発も大きいが、これは中国共産党ではなく習近平個人の「党を壊し、党を作り直す」ための動きである

香港重要

香港共産党伝統政策では消滅対象ではなく、むしろ改革開放派と旧ロシア系諜報グループ(黄俄)にとって極めて重要拠点だった。彼らは香港を通じて資金調達諜報活動を行っており、香港喪失は彼らにとって致命的だ。

中国共産党内部の派閥構造

中国共産党伝統的に「黄俄(ロシア系諜報組織)」「山東幹部(元貧農出身)」そして「改革開放派(元士大夫階級国民党士大夫の子孫)」という複雑な階層構造で成り立っている。

改革開放は士大夫階級復権を促し、山東幹部を抑えつけたが、同時に黄俄諜報系の権力も強化した。

習近平権力掌握

習近平毛沢東に似たやり方で「党を壊して作り直す」動きを進めており、黄俄系や改革開放派の一部を徹底的に叩いている。反腐敗運動はその表れであり、特に薄熙来排除はその一環。

香港の封鎖もその文脈で捉えられる。

内部対立と新旧階級軋轢

公安軍隊などの強権部門には、「無産階級出身の新無産階級」と「旧無産階級山東幹部)」の対立がある。

彼らは文化的背景や趣味嗜好も異なり、階級闘争は内部で続いている。

アメリカ対中政策と黄俄系の現状

アメリカは黄俄系を「党の中核」と見なし、経済的恩恵と引き換えに権力の分割を進めてきた。権力を手放す代わりに資産を得る「贖買政策である

しか習近平の登場で、この黄俄系は政治的に弱体化し、資金はあっても軍事力がなく、支配が難しくなっている。

歴史的比較としてのスターリン

習近平の状況は、スターリン権力を掌握した初期の混乱と似ている。多くの党内対立者が彼を理解できず、後に大量粛清が起こる。

スターリン軍事力を持つトロツキー派を排除し、情報機関を駆使して権力を固めた。習近平類似の道を歩んでいる。

このように、劉仲敬は習近平香港政策や党内の派閥闘争を、歴史的中国共産党構造比較しながら、「習近平既存の党の枠組みを壊し、全く新しい党を作ろうとしている」と分析しています香港封鎖は単なる統治強化ではなく、党内外の既得権益と諜報組織ターゲットにした動きであるという見解です。

https://vocus.cc/article/5ee87fa4fd89780001085082

Permalink |記事への反応(0) | 14:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

全てのコメントを見る

人気エントリ

注目エントリ

ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp