党首が「高齢女性は子供が産めない」発言をするような政党に意外と女性からの支持がついているという事実があんまり受け入れられなくて当初はめまいがする感覚だったんだが
これって「女性は出産することにこそ価値がある」みたいな考え方を受け入れているというか内面化している女性が意外といるということなのかな
政党サイドはなんかいろいろ言い訳してたけど高齢女性の話をわざわざすることの本質がそこにあるのは揺るがないと思う
なんというか近代化とか個人主義とか自己実現みたいな概念ってようは共同体の維持にはその構成員の頭数の持続可能性が前提だよねみたいな、人間って所詮生き物だよねみたいなことからどれだけ逃避できるかのゲームだと思ってるんだけど
そこからだいぶ引き戻された感があるな
ああいう言説を支持するということは一方の見方では女性が社会を維持する道具としての産む機会として捉えられるのを良しとするということになるんだけど
別の視点から見ればそれは共同体を維持する為に自分を犠牲にして献身したみたいなことなんだよな
家族を守るために戦争に行って戦地に散るみたいな牧歌的なヒロイズムみたいなものに近いというか
少子化にともなって子供を産んで育てるということが社会への寄与という側面で語られる度合いが増しているというのも大きいと思うけど。
男女に限らず自分の価値みたいなものの実感とかそれを測るものさしみたいなものが空洞化してるんだよな。
その行為自体は安易なものとか愚者のそれというよりも人間存在の弱さの裏返しだよな
単に貴方がボリュームゾーンのマイルドヤンキーから離れた思考をしているだけという話
「文化」は本能や物理的限界からどんだけ遠く逃げられるかのゲームという認識が馬鹿丸出しだね。 「文化」は本能や物理的限界によってぜんぶ筋書きが決まってるという糞馬鹿な考え...