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2025-07-24

創作物批判する人間は、せめて客であるべき

全ての創作物は、作者の自己満足からできている。

創作は作者の中にあるものを外へ表現する手段の一つであり、それ以上でも以下でもない。

が、私たち人間には心があるので、人によっては創作物に「希望」や「不快感」など様々な感情を抱く。

しかし、それはあくま副産物本来創作生物生命活動を維持するにあたり、不必要意味のないものだ。

それが創作である限り、どんな内容だろうが、そこにあるのはただの虚構だ。

例えば、駅のサイネージにドスケベ交尾や生首切断のイラスト掲載されていたら、それは不適切だ。

公共の場所に親や子供に堂々と見せられない創作物を置くのはふさわしくないだろう。

(これに対して、現状イラストだって性的だ!と言い出す人がいる。私としては「お気持ちは分かったが、広告主が金を出し、駅施設から認可されている以上、いいだろ…」と思っているが、この話は論点がズレるので、おいておいてください)


しかし、今回は違う。

自分意思で見たインターネットで、たまたま目についた創作物概要が「私の」不快表現だったので「不快作品です〜!」と大声で発信する。

バカすぎ。

「Not for meだ」と感じた時点で静かにミュートすればいいだけだろ。

自分にとって不快ものを一切見たくないのであれば、今すぐインターネットをやめろ。

概要だけ見て理解した気になって批判をしている自分が、最も愚かであることに早く気がつけ。

年齢制限も法も倫理も、お前が決める話ではない。

現代日本において創作物販売する以上、審査があり、不適切であると見なされれば年齢指定が付く。

法的に問題があれば、しかるべき対処がされる。それだけのことだ。

いくらお前がゴチャゴチャ言っても、審査機関はいものように判断を下すだけだ。


これは、一方的処刑のような行為だ。

創作物をどう感じるかは個人自由だし、内容によっては不快に感じる人が居るのは理解できる。

しかし、創作物批判する人間は、せめて客であるべきだ。

お金を払ってゲームを、漫画を、映画をみた上で、レビューに「私には合わなかった」と書き込む。それでいいじゃないか


ゲームを購入してもいない、作者のファンでもない、金を落とす気もない部外者がわざわざ騒ぎ立て、創作者ををわざわざ公衆面前に引っ張り出し、「私が不快ものを創っています〜!どうなんですかねぇ?w」と大声をあげている。


非常に憤りを感じる。


私は人間なので、創作物を発信する人たち全てに敬意をはらっている。

それがどんな内容であろうと、自分の中にある感情や想いを、きちんとかたちにして発信できるというのは本当に素晴らしいことだ。

特に個人作成であれば、言葉ダイレクトに届きやすい。

作者さんは概要だけでとやかく言われている現状に、さぞ混乱しているだろう。

大丈夫あなた創作(そして全ての創作)は素晴らしい。その輝く価値が分かる人は、きっと居る。

どうか、これから創作を続けてほしい。

消費者からの願いだ。


…と言いつつ、私も自らの意思で見たインターネットでムカついたことに対して「私が不快です〜!」と声を上げているので、本質的には上記批判した人間と同じ行為をしている。ブーメランだ。

はぁ〜カスカスもっとどうでもいい話してたいんだけどなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:31

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