蝉しぐれ きみの背中を 見送って
なにも言えずに 日が暮れていく
触れた指 いまも覚えて 眠れない
風鈴だけが 夜を鳴らして
呼びかけた 声にかぶせて 風が吹く
届かぬままの きみの名前よ
忘れたい 忘れられない その笑顔
春が来るたび また呼び戻す
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