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2025-07-19

ジャーナリング効能三本柱

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ジャーナリングには、思考と行動を支える三つの本質的効能があると思う。

 

一つ目は「今ここ」への集中を取り戻せること。

作業中にふと別のタスクアイデアが浮かぶことがよくあるけれど、それに引っ張られてしまうと集中が途切れてしまう。

そんなとき、思いついたことを一旦書き出しておく。

「あとで見返せる」という安心感があるだけで、今やるべきことに意識を戻しやすくなる。

これは、座禅における受け流しの行為であるジャーナリングメディテーション一種と言われるゆえんでもある。

 

二つ目は、思考コスパが格段に良くなること。

頭の中だけでアイデアをこね回しても、結局それは記憶の中を探ってるだけなので、断片的だし、ループしがち。

でも書き出して目の前に出せば、思考の素材として扱える。

眺めたり、比較したり、並び替えたり、そういう「操作」が可能になる。

時にはまとまった考察ノートブログ記事アップグレードすることもできる。

保持する状態から操作可能対象になるというだけで、思考の進み方がまるで変わる。

 

三つ目は、思考資産に変えられること。

書いた言葉時間を超えて、自分自身リマインドされる。

その時の気づきは、後から知識として熟成し、再利用可能ものになる。

書き散らしたように見える記録も、構造化されれば判断基盤として機能するようになる。

 

 

書くという行為は、脳の外に自分分身を作ることだ。

それは思考自由を取り戻すための、もっとも地に足のついた手段だと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 16:39

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