信者の皆さんはそう言って擁護するんだろうけど、問題はそこじゃない。数が足りないから法案が通らないなんて、小学生でもわかる理屈だ。
本当に国民のために働く気があるなら、少数政党でもやれることはいくらでもある。他の野党と協力して法案を共同提出するとか、政府案に対して建設的な修正協議をするとか、そういう地道な議会活動こそが議員の仕事だ。
でも参政党はそういう努力を一切しない。ただ国会というステージの上で、自分たちのトンデモ理論を叫んでるだけ。彼らにとって国会は、政策を実現する場所じゃなく、自分たちのYouTubeチャンネルの再生数を稼ぐための公開収録スタジオでしかないんだよ。
彼らの質疑の中身を見てみると、もう眩暈がしてくる。トンデモでトンチンカンな質問ばかりだ。
法務委員会にいる吉川りな議員なんて、ずーっと選択的夫婦別姓に反対してる。その理由がすごい。「家族の一体感が失われる」から始まって、しまいには「背景にはマルクス主義を源流とする過激なジェンダー運動がある」「皇室の伝統が破壊される」とまで言い出す始末。
個人の選択の自由の話が、いつの間にか国家存亡の危機にまで飛躍する。典型的な陰謀論の手法で、不安を煽って支持を得ようとしてるのが見え見え。
環境委員会にいる北野ゆうこ議員は、脱炭素政策を徹底的に叩く。「電気代が上がって国民が苦しんでる!」って庶民の味方みたいな顔するけど、その論拠が「日本がCO2排出をゼロにしても、気温は僅か0.006度しか下がらない」みたいな極論。複雑な問題を単純化して「政府が悪い」って言うだけなら、誰でもできる。
党代表の神谷宗幣議員は、「WHOに主権が奪われる!」「外国資本に日本が乗っ取られる!」と、これまた壮大な話ばっかり。なんか難しそうなこと言ってるようで、要は「見えない敵」を作って「グローバリストが悪い」っていう、いつものポピュリスト的な主張の繰り返し。
参政党がやたらと自慢するのが「質問主意書」の数。たった数人でアホみたいに連発してるけど、その中身がまたトンデモでトンチンカンなものばかり。
とか、ネットの陰謀論みたいなテーマを延々と政府に投げつけてる。
まともな政策提言じゃなくて、支持者が喜びそうな不安を煽るネタを国会の場でやってるだけ。これを「政府の監視」だなんて、聞いて呆れる。
「数が足りないから」じゃない。「数が少なくてもできること」を何もせず、ただトンデモ論を叫んでいただけ。つまり、やる気がないんだよ、国民のために働く気なんて。
彼らが目指しているのは、法案を通すことじゃない。自分たちの存在感をアピールして、信者からのお布施(寄付)を増やすことだけだ。
最近、維新を離党した梅村みずほ議員を入党させて、やっとこさ政党要件の5人になったけど、これもイデオロギーがどうこうより、政党助成金とか国会での質問時間確保のための「数合わせ」にしか見えない。
彼らが国会でやっているのは、税金を使った壮大な「国会ごっこ」。
いやーでも「参政党がこれだけ票を集めた」ということそれ自体が排外主義的メッセージの主張になるんじゃない そうなると他の政党でもそこが票田になるんだということでそういう方...