選挙にマルチの手法を持ち込むのはよくないよなあ。マルチを選挙に持ち込むな。選挙にマルチを持ち込むな。
スピリチュアルやオーガニックな健康志向をあらかじめうっすらと「いいこと」と認識している支持者は、それらについて「デマ」と指摘されるのも慣れてしまっている可能性が高い。グルテンフリーとか無農薬とか自然治癒力とか、うっすらと「いいこと」と思ってるヒトは否定されても変わらないしデータを示されても「そうなんだ」ぐらいにしかならない。「専業主婦」とか「男が女を守る」とか「国を守る」とか「現政権への批判」とか「ひとりひとりが政治に参加」みたいなのもうっすらと「いいこと」と思っていると下敷きになる考えがどうこう言われても響かない。というかそんなことを正面切って言うと面倒くさい奴とか嫌な奴とか思われる。排外主義についてもうっすら不安なヒトが多かったということなので、心配するほどのことかねと言っても無駄だと思う。
政治にスピリチュアルやオーガニックや健康志向や素朴な排外主義を取り込んだマルチ的な手法を持ち込まれた時点で、それらを否定するのはかなり厳しい。ほとんど無理なんじゃないかな。
しかも立候補している側はそうしたスピリチュアルや健康志向や反ワクチンや排外主義や国粋主義や復古主義などなどの諸々を吹き込む側だったりする。囲い込んだ顧客に逃げられないための方法論は確立されているし手慣れてもいる。本当に厄介。
だから、うっすらと「いいこと」と思っている弱めの支持者には「お金払わされてない?」と聞くのがよいのではないかと。
実際、高額の健康食品やセミナーの噂は出ている。マルチは結局「金儲け」なので、けっこうやってるんじゃないかなあ。
なので、正面切ってデータや証拠を示すより「お金払わされてない? 大丈夫?」のほうが効きそう。マルチの最大の目的であり手段である「お金」は弱めの支持者にもわかりやすいはず。残念ながらそれで気がつくヒトも限られるのは間違いないけれど。
「自分の力で政治を変えたい!」みたいなマルチと無縁の候補者もいるのでしょう。うっすらスピリチュアルだったりオーガニックだったりはしそうだけれど。そういうヒトは当選後に真面目に政治に参加する中で「なんか違うかも」と気づくのでは。というか気づいてほしいな。地方で当選した議員が支部ごと離脱したという実例はある意味における希望だ。
関西「なんぼもろてんのや?😁」
中国のための政治vs日本のための政治 こんなシンプルな日本の政治はない 現代日本の国民が馬鹿すぎる