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< ■ |anond:20250704222355 >

2025-07-04

消費税減税派は、物価高の問題と、所得格差問題区別しないで考えているのではないか

なぜ今、減税の話が盛り上がってるかって、それは食料品などの物価高が問題視されてるからだろう

で、2万円の給付金では全然足りないとか批判されていたけど、

物価高で生活が立ちゆかなくなるくらい困窮してる層からすれば、2万円もあれば、それなりに助かるんだよ

年に2万円で、毎日バナナを1本(50円くらい)余計に食えるんだぜ?

(まあ、米の値段の上がり方が極端なせいで、4、5万くらいあった方がいいかなとは思うけど)

とにかく、消費税を下げるのは過剰

そこまでしなくてもいいし、富裕層の方がより恩恵を受けるという点で悪手とも言える

それに、2万円給付より、消費税減税の方がはるかに大きな負担国庫にかかるのはわかるよな?

一方、消費税は「逆進性」があるから廃止した方が良いという話

この「逆進性」もかなりトンチキな話なんだが

累進課税である所得税ですら、消費税の「逆進性」と同じ理屈で、低所得者負担の方が大きいとか言えてしまうんだし)

とりあえず、今回はその話は擱くとして

所得格差の解消を目指すにしても、物価対策給付金(や減税)の議論とは分けてやる必要があるだろう

物価対策は、せいぜい1年2年凌げればいいってレベルの話だが

格差是正は、10年後20年後を見据えてやらなきゃ、意味がないか大事故を起こすかのどっちかになるような話だよ

物価高騰で困ってる人がいる→格差をなくせば解決、ってのは、間違っちゃいないが、スケールが飛躍してるんだ

Permalink |記事への反応(1) | 22:24

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記事への反応 -
  • そもそも減税も給付も財源なしでやるなら物価高をさらに加速させるだけ 増税や歳出削減で物価高を抑えるというのは直感的でないから理解されないが

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