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< anond:20250628025601 |anond:20250628034211 >

2025-06-28

AIを使うと人間はどんどん愚かになるんじゃないだろうか?

俺はピクシブエロ小説を書いていたものだ。

2~50いいねぐらいを彷徨っている弱小である

そんな俺だが最近AI小説外注するようになった。

ぶっちゃけエロ小説なのだからキャラクターの設定、口調、シチュエーションだけ用意すればあとは簡単に生成してもらえる。

俺が描くのは最初の5行ぐらいで、そのあとは自動AIに200行ぐらい書いてもらえる。

途中で誘導するために自分で書くのもあるが、せいぜい20行程度。

25行書けば200行書いてもらえる。

執筆効率がおよそ10倍になっている。10倍だぞ10倍。

自分文章を書かない時間AI相手プロデューサーごっこする時間として有効活用だ。

もっと表現卑猥に出来ませんか?セリフだけでなく地の文にもハートマークを使ってみてください」

なんてリテイクを出しちゃうわけ。

楽ちん楽ちん。

そんなことを2年ぐらいやっていたら文章力が完全に失われた。

AIに指示を出すのに必要最低限の文章しか書けない。

今はもう冒頭5行さえもAIに指示を出して書かせてるし、誘導するのも手本を見せるのではなく指示を出すだけだ。

から着々と技術が失われていっている。

現場バリバリやっていた職人管理サイドになってマネージメントエクセル仕事ばかりしてる内に現場技術が入って2年目の奴といい勝負になる話、AI小説にも起きるんですね。

いや参った参った。

生産性は向上したが、技術力の天井AI次第になってしまった。

課金するAI品質が俺の文章力を決定するわけだ。

恐ろしいことだよ。

3Dプリンターに負ける原型師寿司マシーンに負ける調理師AIに負ける小説書き、悲しいねえ。

まあ、このレベルでチャプチャプするのも結局アマチュア限界ってのがかなりショボイからって奴なんだろうねえ。

寿司マシーンスーパー調理師に勝ててもプロ寿司職人には勝てないわけで、機械に負けるのは本職じゃねえことの証明みたいなもんだな。

いやしかしな、趣味でやってる内に文章力みたいなのが身についていってオモシロイと思ってた日々があまりに遠いね

俺が求めていたのは俺の頭の中に漠然と組み上がったエロ小説プロットを出力するための装置であって、それは自分脳みそである必要なんてなかったわけだよ。

まあ、技術思考なんだよな。

結果のための手段しかないものに執着なんてしないわけだ。

しかしだね、俺のこれは単なるエロ小説からまだいいんだが、これから人類経営だとか教育だとか人間関係だとかをAI外注していくわけだろ?

そうなったらさ、俺が失ったチャチなエロ小説専用文章力なんかとは比べ物にならんものが失われるのではないかな?

俺も年食ったのかなあ。

機械に頼ってたら駄目になるなんて言い出すようじゃもう駄目かあ。

童貞のくせにチンチンだけはまだ元気なんだけどなあ。

Permalink |記事への反応(1) | 03:45

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  • 俺はピクシブでエロ小説を書いていたものだ。 そんなワンパンマンの自己紹介みたいに言われても……(;^ω^)

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