なるほどね。自分が何言ってるかわかんねぇやつには、知らない発言が、連想ゲームとか境界知能の発言に見えるのか。
あのな、「タコツボ」というのは丸山のころから、小集団が沢山出来ている、という状態を指す比喩だよ。
それともう一つお前が使った「広場」っていうのは、ギリシアのアゴラを念頭に、人々が大きな広場で一つになっているイメージだろ。
まず第一に、ムラ的な小集団を作りがちで大きなアゴラ的集団を持たない、みたいなマジで昔から良くある話は、だいたい日本社会の特性の話だったんだね。丸山が使ってたっていうのは、そういうこと。そしてこれは、欧米ではそんなことはない、という前提があるの。でもYoutuberがどうだのアイドルがどうだの、お前が例示したケースは全世界的に今起きていることだよね。お前は、一般には使われない意味でよくあるタコツボだの広場だの言う比喩を持ちだしてきてるってことだね。全人類がタコツボ社会にいる、とか言わないのよ普通は。
第二に、広場が無い、と表現が端的に誤りと考えられるね。インターネットはまさに誰もが接続できる広場だ。広場に全ての人が接続すると、我々には全ての情報を把握できなくなって、結果として何か聞いても知らないことが増える。これほんまにタコツボかね? タコツボっていうのは、小集団が沢山あって、それらが相互に孤立している、というイメージの表現だが、これが真実から遠いね。俺たちは孤立なんかしてないよ。俺らは広場にちゃんとあつまっており、全てに接続したうえで、膨大すぎてそれら把握できないだけだ。断絶した小集団も別に形勢してないんだよ。むしろ小さい地域コミュニティみたいなもんの解体こそが現代の課題となっている。
お前は、おなじみの広場だのタコツボだいう単語で、お前が理解できない話をされているという現在の孤独を理解しようとしたが、ジジイにおなじみの表現をムダに使おうとしたことで、かえって現状の把握に失敗しているね。