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< anond:20250617055235 |カルマと月虹と紅蓮華... >

2025-06-17

チーム友達レクイエム

親友バカな女に食い潰される所を見ていることしかできない。ただ、そんなバカな女にどうこうされるなんて、所詮はお前もそんなちゃちな人間だったのかと、親友をも蔑んでしまう。

そんな自分を嘆いたり……は、してないです。何故ならオレは親友真正から向き合う、本当のダチだから

オレが大人になるちょっと前くらいに出会った親友は、頭と性欲のネジが外れた人だった。

エロ同人作家である

単純にファンだった。なんせ、オレはその人の漫画を読んでエロ同人作家を志したのだからね。

ひょんなことから、仲良くなった。歳も近い。スケベ愛好家としての性癖語りもバッチリ。気付けば、10年来の親友になった。

オレと親友は、性格から考え方、価値観誕生日まで全てが似ていた。家庭環境も。

スケベな漫画を描いて抜け出したい。

この地獄から

親友とオレは、いわゆる、毒親に育てられた。

育児に参加しない父親ヒステリック母親貧乏で、食べる物が無い。典型的な家庭崩壊

もちろん付き合う友人もそれに近しい者ばかりになるし、スラム街育ちなので定期的に死に直結するイベントが発生する。

オレは専門家でもなんでもないから知らんけど、おそらくこの環境はガキの健全教育よろしくない。はず。なので、オレと親友は見るからに狂っていた。

親友は、狂いながら自分の好きな漫画を描いた。

結果、バカ売れ。

同人作家ドリームってやつ。ファンレイヤー侍らせて、有名作家ランデヴー

キラキラ薔薇同人作家人生、最高やん。

超、憧れますわ。

親友は、エロ漫画天才だった。

読者の心とチンポを決して掴んで離さない、エロ漫画構成力。ほとばしるリビドー無尽蔵なアイデア性癖の羅列。エロティックな圧倒的画力

元々の天才気質に、努力の才能まであるときた。惚れないわけがないでしょう。

オレは、奴のエロ漫画に、奴の人間性に、奴の気高さに、心底惚れていたのである

見てろよ親友、いつかお前の壁サークルに追いつく。てめぇの隣に並んでやる。親友として、ライバルとして。大好きだ。お前が。

親友結婚した。

10親友やってると、まあ数ヶ月から単位で連絡を取らないとか普通にある。

そんなこんなで気付いたら親友結婚をしていて、その結婚相手をオレに紹介してくれるらしい。

めちゃくちゃ嬉しかった。

親友が、幸せで嬉しい。

今後は親友とオレだけじゃなく、親友結婚相手とも仲良くしたい。オレの恋人や、友達なんかも含めて。

ガキの頃は叶わなかったけど、全員で楽しい家族になろう。

オタクのおまいらなら分かると思うが、どう考えても上記文章フラグである

結婚相手カスだった。

燃えたくないのでオレ主体文章に書き直すけど、オレから言わせたら、カスだった。

典型的自分しか見えてないパターン

親友気持ちよりも自分優先。

オレとその子友達だった時期もあったけど、その時も自分自分

親友は、何度も何度もその女と喧嘩をする。部屋は暴れて荒らされ、話し合いは通じない。

そんなこんなだから親友からは定期的に結婚生活についての相談を受けていた。

普通に結論はこう。

どう考えても別れた方が良いって。

だけど何度女に裏切られようと、何度オレが諭そうと、親友結婚生活を続ける気でいる。あまつさえ子供まで作ろうとしている。

あ、ちなみに今この文章だけ読んで「どうせ男側にも問題が!女だけが悪いみたいに書きやがって!」みたいなSNSに良くありがちな批判論点がズレてるし無意味から無しで。

まりオレはかつて心底惚れた親友に、心底呆れているのだ!

どうしようもない女と、その両親の言いなりで、反抗せず食い潰されていくだけの己の人生を許容している小さな男。

まれ持って狂ったガキは、狂っていることが“正常”で、狂っていることを自覚できないのです。

今のお前も、そういうことなんだろう。

正しい愛を知らない。

自分価値を知らない。

ただひたすらに、お前を大事にしてくれもしない女に尽くすことだけが愛だと思っている。

オレの気も知らないで。

少しずつ齧られていくお前の背中を見るのは、苦しいよ。

てか色々ありすぎて、もうお前の描いたエロ漫画でシコれないよ。

でもオレは、前に進む。

お前や、ガキの頃のオレみたいに、他人人生とチンポを握らせない。

かつて親友だったお前はさ、クソみたいな環境からエロ漫画一筋で這い上がってきた最強の男だったよ。

今の他人支配された弱いお前はもう、オレの親友ではないのだ。

からお前を忘れることにした。

忘れなきゃ、お前を思って泣いてしまうから

呆れることにした。

呆れたら、全部どうでもよくなるから

でもいつか、またその地獄から這い出ることができたら

その時はまた、親友になろう。

Permalink |記事への反応(1) | 06:23

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