ここ 2 〜 3 年、企業タイアップや自治体PR でVTuber を見かける機会は爆発的に増えた。
ところが――数字と評判を突き合わせると、
「ファンがツーショットチェキをSNS に上げると即座に嘲笑される」
という二重苦がはっきり見えてきた。
マーケティング専門メディアの特集でも、挙がるのは〈志摩スペイン村×周央サンゴ〉など数件が中心。([lab-brains.as-1.co.jp][1])
「VTuberマーケティングとは?」と銘打った記事でも、効果測定の難しさと“事例不足”を同時に指摘している。([d-gear.biz][2], [g-angle.co.jp][3])
2. 「成功事例◯選」記事の中身が年を跨いでも入れ替わらない
同じ 5〜6 名のタレント名が巡回するだけで、新顔がほとんど増えない。
企画コストに対して “配信同接” 以外のKPI を取りにくいという指摘がほぼ定型句化。([g-angle.co.jp][3])
にじさんじフェス「視聴覚室」では 30 秒トーク+チェキ撮影という王道レギュレーション。([note.com][4])
Q&Aサイトでは「VTuberにハマってると友達にバカにされた」という相談が大量に上がる。([detail.chiebukuro.yahoo.co.jp][6])
まとめサイトでもVTuberコンサート映像が「これはバカにされても仕方ない」と炎上。コメント欄は嘲笑一色。([kandatasokuho.com][7])
検索トレンド自体が〈vtuber好き 気持ち悪い〉で伸びており、解説記事まで出る始末。([vtubenavi.com][8])
持ち出せる成功テンプレが少なすぎて、提案書が「また同じVTuber、また同じ企画」になりがち。
お金と時間をかけてツーショットを撮っても、SNS でシェアすると嘲笑されやすい。
「承認欲求」と「外部からの嘲笑」のトレードオフが常に付きまとう。
結果、企業にとってもファンにとっても “リスク>リターン” の構造が固定化してしまっている。
2.ファン行動が世間の冷笑を呼びやすい状態が放置されている。
3. この二つが重なり、VTuber は「インフルエンサー」として使いにくい存在になりつつある。
つまり、案件としても、ファン拡散としても、すでに詰んでいる――というのが現場感覚だ。
「VTuberはもう終わってる」ではなく、「インフルエンサーとして終わってる」
――それが今の立ち位置。
あえて起用するなら、
どちらにしても王道の宣伝手法としては、そろそろ限界点を越えている。
[1]:https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2023/06/49253/?utm_source=chatgpt.com "VTuberと博物館のコラボイベント事例~海とくらしの史料館 ..."
[2]:https://d-gear.biz/mediainfo/view/200?utm_source=chatgpt.com "VTuberマーケティングとは?成功事例やメリット・注意点を解説!"
[3]:https://www.g-angle.co.jp/blog/vtuber/vtuber-marketing-merit/?utm_source=chatgpt.com "VTuberマーケティングを取り入れるメリットとは?企業のVTuber ..."
[4]:https://note.com/sohika_qlocks/n/nb2fe75162a09?utm_source=chatgpt.com "VTuberとサシで話してきた|そひか -note"
[5]:https://note.com/odyk16g/n/n4a5ef514a71e?utm_source=chatgpt.com "大手Vtuberのツーチェキ会に参加したら想像外過ぎたvv|odyk16g"
[6]:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14261030624?utm_source=chatgpt.com "最近VTuberにハマっているのですがそれを友達にバカにされましたV..."
[7]:https://kandatasokuho.com/blog-entry-54686.html "〖悲報〗vtuberのコンサート、めちゃくちゃ馬鹿にされてしまう |カンダタ速報"
[8]:https://vtubenavi.com/vfan-kimo/ "vtuber好きは気持ち悪いと感じる人が増えている?ネットの反応"