◦ 「10匹の犬 ー記憶について」スタニスラフ・ウラム(数学者)
「あなたは、記憶していたということだけは覚えているが、中身が思い出せないものを懸命に思い出そうとしている。
あなたは10匹の犬を頭の中に放ち、それぞれ並行に頭の中をかぎまわらせる。
犬はあちこちを調べまわり、堂々巡りになったり、間違った路地に入ったりする。
しかし、10匹もいるのであなたはそれを気にしない。全部が全部、非常に賢い犬である必要はない。
とにかくくまなく探して、記憶の痕跡を見つければいいのだ。
そのうち1匹の犬が、きっと目指す記憶を口にくわえて帰ってくるだろう。」
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