牛と鳥は心に残るほど美味しいものに出会ったが、豚はそういえば出会っていない。まだ出会っていないだけなのか、特別美味しい豚肉はないのか。特別美味しくない豚肉はあるのに。
鶏肉は赤鶏と、博多の水炊き屋で食べたものが特別に美味しかった。
牛肉は、飛騨牛、佐賀牛、松坂牛、とりあえずブランド牛は大体特別に美味しかった。
しかし豚と言われると悩ましい。強いていえば近所にある白金豚のトンカツは美味しくてリピートしているが、肉そのものが美味しいというよりその店の衣の薄さが好きなだけな気がする。
特別美味しくないと記憶に残っているものは、牛豚はあるが鶏肉はない。
スーパーの100g98円の豚肉は、うまく言葉にできないが臭みが強くてカレーにして誤魔化すよりほかなかった。
牛肉は、牛丼屋の肉が乳臭い上にパサパサと油っぽさが分離して訪れる感じが苦手。牛丼への苦手意識を無くそうと、飛騨牛や神戸牛の牛丼も食べてみたが、チェーン店よりはマシだけどそこまで得意ではなかったので多分あの部位そのものが苦手なんだと思ってる。