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2025-05-31

日本庶民は、いつ頃から日常的に白米を食べ始めましたか

非常に良い質問です。では、時代背景を踏まえて、丁寧に解説しましょう。

🏯日本人が白米を日常的に食べるようになった時期

日本庶民が 「白米(精白米)」を日常的に食べる ようになったのは、明治時代後期から大正時代にかけて、都市部を中心に普及したとされています

全国的一般庶民食卓に白米が浸透したのは、おおむね大正時代末期〜昭和初期(1920年代1930年代) とされています

太平洋戦争から見て、10年〜20年ほど前 のことですね。

🌾 それ以前(江戸時代以前)の庶民主食は?

白米は、江戸時代までは高級品であり、主に武士富裕層食べ物でした。

庶民特に農民主食は、以下のような雑穀や未精白の米(玄米・分搗き米) が中心でした。

江戸時代以前の庶民主食

特に地方農村部では、米が貴重だったため、麦や粟、稗などの雑穀を中心に、少量の米を混ぜた「雑穀飯」が主流 でした。

江戸町人などは、比較的白米を食べられることもありましたが、それでも贅沢品として扱われ、日常的に食べる家庭は少なかったのです。

🌿 補足:白米が普及した理由

これらの要素が重なり、明治後期〜大正期にかけて、白米食が徐々に浸透していったのです。

🍚 まとめ

時代庶民主食 白米の普及状況
江戸時代雑穀、麦飯、玄米 高級品、特権階級食べ物
明治時代(後期)雑穀+米の混合都市部で白米が広がり始める
大正時代昭和初期 白米(都市部中心) 広く普及し、農村部にも浸透
太平洋戦争 白米の供給制限 米不足で麦飯や芋飯が主流に

Permalink |記事への反応(1) | 18:48

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