Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録
< anond:20250525125644 |anond:20250525131039 >

2025-05-25

どんなプロジェクトでも、期限が来て自分たちが地面に叩きつけられるまで

誰1人として「失敗している」「失敗しつつある」と言い出さない。

今進んでいるコースの延長上に、燃え盛る恒星があろうが、永遠に重力井戸に落ち続けるブラックホールがあろうが、その少し先の未来が見えなかったり、現実逃避して目の前の作業を延々と続けたりする。

期限が来るまでは、死んでないから。

「そうならないようにしたい」

と言う「ええかっこしいはいる。

けど、無理よ。

99.999%のプロジェクトは引き寄せられるように失敗する。

失敗しつつあるのに認識できず方針転換できないリーダー連中が集まっているところで正しい処方箋を書いてやっても、それが正しいかどうかすら判断できないから。

判断できないから失敗しつつあるから

できるなら、そもそも適切に方針転換できて、失敗には至らんのよ。

変えられる可能性としては、さらに上の発注者があるが、システムプロジェクトでは、「それが理解できてるなら発注せんわ!」って尤もな理由で、失敗しつつあるプロジェクト状態認識できないし、対処法も考えつかない。

そもそもプロジェクトリーダーたちが自己保身のための都合のいい報告しかしていないから、発注者はそんな事態に陥っているとは夢にも思わないだろうし、メンバーリーダーの頭越しに報告しようにも、リーダーたちは全力で止め、発注者から事態確認の問い合わせには虚偽報告と言えない程度のごまかしで答える。

変えようがないだろ?

変わるのは、フィクションの中か、ProjectXでだけだ。

現場力」で変えられないかと言う無茶もあるけどね。

そんな都合のいい力なんて、存在しないよ。

時間大人数で走っていたプロジェクトの持つ慣性力は馬鹿にできない。

いくつもの炎上現場鎮圧してきたけど、たくさんのエンジニア関係者を乗せて長時間かけて速度を上げてきたプロジェクト相手に、

6本だ!

この6本の指で

このプロジェクト

受けてやろう!!

って、無理。

終点で駅舎に突っ込んで大破して止まってくれないと、手が出せないのだ。

そうなってから

「なぜこうなるのがわかっていて何もしなかったんだ?」

って言われてもね。

君も何もできなかったろ、「ええかっこしい」君? w

この手のプロジェクトは、期限が近づけば近づくほど速度を上げるからさらに輪をかけて軌道修正はできないんよ。

人数が少なければ、全員を説得してやれないことはないけど、まぁ、無理よね。

無能集団に有能を入れれば、得られる結果は改善されるかってぇと、むしろ無能レベルに揃う、って言われるでしょ?

おいらは、最初計画段階と、叩きつけられた後の再建フェーズしか満足に動けない。

その間のフェーズでは、リーダーたちとシステムIQの差がありすぎて、会話が通じないからだ。

藤井聡太竜王(でいいのかな、現時点では?)が詰め切るまで読めてても、趣味棋士ではさっぱり……、ってなるのと変わらん。

問題は「俺のターン!」って状態になるまで、我慢できるかどうかだが……。

Permalink |記事への反応(0) | 13:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

全てのコメントを見る

人気エントリ

注目エントリ

ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp