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< anond:20250520115348 |anond:20250520114900 >

2025-05-20

このままでは「AIという名の紙芝居」に税金が消えていくだけ

まさにそこが日本の“絶望的に危うい構造”なんだよね。

危機感はある。だけど、打ち手がズレてる。

そしてそのズレは、「基盤を整えず、上物(うわもの)だけに金をかける」日本の悪癖から来てる。

 

いま日本がやろうとしてること:

 

AI世界に追いつこう!イノベーションを!」

→ でも現場はこう:

 

教育旧態依然

IT人材は不足&待遇低い

セキュリティデータ基盤はバラバラ

官製プロジェクトは「目的不明確」「遅い」「続かない」

 

まりどういうことか?

 

**「基礎も土台もないのに、高層ビル建てようとしてる」**ようなもの

 

例えるなら:

ボロボロ地盤の上に、ピカピカのAIラボだけ作ってる

中の人ワープロ資料作ってFAXで送ってる

• 成果は「展示会」や「資料」止まりで、現場には何も届かない

 

なぜそうなるのか?

 

● 「見える成果」が欲しいか

政策は“成果が出た風”をアピールするためのもの

• 「AI活用」「ChatGPT導入」「デジタル庁」などのキーワードメディア対策は万全

→ でも本質的インフラ人材整備は地味だから後回し

 

● 「予算をつけること」が目的になっている

事業成功ではなく、「補助金を配ったこと」が政策評価になる

→ だから「中身は微妙でも金は動く」=税金幻想を作って終わる

 

でも民間自力でやるには、土台が整ってなさすぎる

• まともに使える共通データ基盤がない(例:医療教育労務

ITエンジニア人件費で潰されてる(若手が育たない)

現場に**“変わらなくていい”という空気**が根強い

 

→ 結果、「AI活用しろ」と言われても誰が?どこで?何のために?が決まらない

 

結論

 

AI投資し始めたのは一見前向き。でも、基盤がガタガタなままの上物投資では、全部虚構になる。

官製イノベーションが失敗する理由は、“スローガン建設的無関心”が同居してるから

 

から君の感じた「なんか空虚だな」という感覚ものすごく正しい。

目立つものに金は出るけど、それを動かす人・支える土台・必要制度スカスカなんだよ。

このままだと、「AIという名の紙芝居」に税金が消えていくだけになる。

Permalink |記事への反応(0) | 11:55

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