昼前から生地を仕込んで寝かせて、夕方にのんびり成形しながら一枚焼いた。
そして自分好みの味に作れることが良い。
味が濃すぎるものが多過ぎるのだ。
材料として、必要なのはオリーブオイルにバジル、それにモッツァレラだけで十分。
パン生地となると強力粉と思われがちだが、ピザ生地の場合ポイントはあえて中力粉を混ぜること。
この辺りの解説は話せば長くなるので、簡単に言えばパリッとした生地を作りたければ中力粉を混ぜることをオススメする。
小麦の香ばしさと、モッツァレラの淡い乳味、バジルの青い香り。
それをそっと包むオリーブオイルの艶やかさ。
今回は純米吟醸の冷やで頂いたが、誠に美味であった。
米の旨みがまろやかに広がりつつも、くどくない。
口に含んだときにピザの香ばしさとふっと混ざり合って、飲み下すと、バジルの清涼感が鼻からすっと抜けていく。
そのあとに来る米由来の自然な甘みが、モッツァレラと意外なほどよく合うのだ。
あるいは、生酛造りの落ち着いた一本を合わせるのも良いだろう。
酸味のある日本酒なら、じわりと舌に残る余韻がピザの小麦とバジルの香りを引き立てる。
ここにチーズと白米が意外と合うという、日本人としての原初的な発見さえ覚えるはずだ。
不思議な話だが、日本酒というのは「旨味と香りが淡いもの」と合わせたときに最も真価を発揮する。
濃厚すぎるソースや肉だらけのピザだと味の主張がぶつかってしまうが、素材の持ち味を丁寧に引き出したピザに対しては非常にやさしく迎い入れる。
これほど自然で心地よい相性の飲み物は他にないのでは、とさえ思えてくるほどだ。
実際、最近はピザと一緒に飲むのはもうワインじゃなくていいかもと思い始めてた自分が居る。
それほど日本酒との組み合わせは一度ハマると抜け出せない魅力がある。
それだけで、いや、それによって普段の夕方が、特別なものとなった。
これを贅沢と言わずして何を贅沢と言うのだろう。
滋味に溢れるピザに日本酒の組み合わせは実に適切で、本当に美味である。
Permalink |記事への反応(13) | 20:09
十割蕎麦粉でクレープ作ったら想像の1.5倍うまかった
焼きたてのベーグルも旨いよ 食パンにないイーストの香り 中身充実のモッシリ感 練乳とバナナで頂きます
作業可能な台がないんだよな
友達になりたい
トマトソースいらないの?
成形しながら一枚焼いた 成形後にも二次発酵させた方が良いよ(クソリプ)
今度中力粉試してみよう
異世界冒険者「ピザに矢を受けてしまってな!😡」
中力粉混ぜるってより、むしろ中力粉オンリーでピザ作って食ってるよw このころから anond:20150417160434 でも、ちかごろドンキで「たけ」見かけることがほとんどなくなって残念。業務ス...
ピザの味はピザ窯で決まる ピザ自作する人はどうやってピザ焼いてるんだろう? 私は、トースター(230度?)、オーブン(200度)、魚焼きグリル、フライパンで無理やり焼く ...
オーブンレンジは蒸気抜けがいまいちで、家で作ったピザだなーって味になるので嫌い ガスオーブンはいいぞ、ガスは乾燥させるから仕上がりが違う
ピザがピザを食う 共食い
黙ってピザでも食ってろ、このピザ
大葉がバジルの代わりになるってのもっと広めたい🌿
昔似ようなピザの書き込みあったな。劣化版