Plasm♡Lustのセンター、レイジくんがつぶやいた一言が、オタク界隈に激震を走らせる。
「ファンからの“メロい”とか“イケる”って、正直セクハラだよ。好きって気持ちに欲望を混ぜられるの、めっちゃキモい」
「メロいって言って何が悪い!」
「お前が煽るからだろ!」
「じゃあもう応援しない!」
「好きって言ったら終わりなの?じゃあ、何も言えないじゃん……」
アイドルである自分と、“欲望の対象”としての自分が分裂していくのを感じていた。
そんなレイジの心の歪みに反応し、メロタマサーバーが新たな選択を提示する。
ならば、戦いなさい。ライダーとして」
その夜。
「好きって言われるの、怖いんだ。それに、答えられない俺が悪いのかな……だったらいっそ、全部ぶっ壊したほうがいい」
「“好き”が罪なら、私の欲望は何だったの……?」と苦しんでいた。
しかし街に突如現れた黒いライダー・ノクスレイジは、ファンの感情を「セクハラ」として一括排除。
「“メロい”も、“尊い”も、ぜんぶ都合のいい支配だよ。自分が気持ちよくなりたいだけだろ?だったら全部、終わらせてやる」
動揺しながらも、カヲルは戦いを決意する。
「それでも私は、レイジくんがメロいって思った。好きって言うのが怖くても、やめたくないって思ったんだよ!!」
“推しとファン”が、“欲望と拒絶”が激突する禁断の戦いが始まる!
その奥の素顔が、涙を流していたことをカヲルは見逃さなかった――。
「レイジくん……泣いてたの……?」
仮面ライダーメロイ ◆ 作品コンセプト 「この性欲、“推し”たくなるほどメロい――!」 性欲も推し活も、現代人にとっては“本能の叫び”。 愛も欲も抑圧された時代に、“メロい...
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萌えとかのヲタク用語って男性向けが女性向けに流れてくるのが普通だった メロいちゅーのは明らかに女性ヲタクから出てるので ホウホウと思ってみている
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感動した
メローイエロー!