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2025-04-29

陰謀論批判する者が、陰謀論構造に陥るとき

結論

陰謀論を排すために自らの言説を正しいと信じすぎることこそが、陰謀論構造と同型である

この時代私たちが持つべ姿勢は、「己の正しさを常に疑い続けること」だ。





ジャーナリスト江川紹子氏は、SNSインターネット上に蔓延する陰謀論フェイ情報に対し、強い警鐘を鳴らしている。

「それらを放置することは社会にとって重大な危険をもたらす」として、教育の強化、SNSプラットフォームでの情報管理マスメディアの信頼再構築といった対策提言している。

この主張の背景には、彼女自身オウム真理教事件などで実際に“カルトによる洗脳”の危険性を取材してきた経験がある。

ゆえに、陰謀論カルト構造共通点善悪単純化、敵の想定、情報の囲い込み)を熟知しているという前提がある。

しかし一方で、彼女言動自体が「政治的偏向を含んでいる」と受け取られることも少なくない。

たとえば、故・安倍晋三元首相への強い非難は、陰謀論から攻撃構造的に似ている面もあり、

陰謀論批判する者が、自らの偏向無自覚とき批判対象と同じ構造を持ち得る」という指摘は無視できない。

加えて、「教育」や「管理強化」といった方策も、裏返せば「情報統制」や「思想誘導」として機能する恐れがある。

教育は時に“正しい考え方”を押しつけ、SNSの“管理”は選別の網を誰かが握ることになる。

これを“規制ではない”とする根拠もまた、運用者の「正しさ」への盲信に依存している。



総括:

江川氏の問題提起には重要視点が含まれているが、情報の「正しさ」は一義的に決められるものではない。

私たちに求められるのは、自分自身の「正しさ」もまた検証対象とし続けること。

陰謀論拡散と同様に、それを否定する言説もまた、絶対視された瞬間に危うさを孕む。

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タグ

[陰謀論][江川紹子][SNS][メディアリテラシー][規制自由][政治的偏向]

正論のような顔して流れ出す陰謀論 江川紹子さん「放置はまずい」:朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/AST4Q349BT4QUCVL00RM.html

正論のような顔して流れ出す陰謀論 江川紹子さん「放置はまずい」:朝日新聞』へのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/AST4Q349BT4QUCVL00RM.html

Permalink |記事への反応(1) | 17:07

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