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< ■ |anond:20250421234031 >

2025-04-21

ここ最近増田AIで溢れかえっている件について

正直に言うと、増田を見るたびに胸の奥がざわつく。

何かが壊れていく音がするというか、いや、もうすでに壊れてしまった後なのかもしれない。

それでも、何か言葉にしないと、どこにも行き場がなくて、自分の中に溜まっていくばかりなので、こうして書いている。

情報があふれること自体には慣れているつもりだった。でも、今目の前にあるのは「情報の多さ」ではなく、「誰が言ったかの空白」。

読み手として感じていた温度や手触りが、ある日突然すりガラス越しのようになっていた。

意味のある言葉のように見えて、そのどれもが誰でもない誰かが、どこでもない場所で組み立てたパズルのようで、どこか、恐ろしい。

なんというか……そこにいるはずの「誰か」が、静かに消えていってる気がして。

自分自身も、書こうとしてキーボードを前にして手が止まることが増えた。

「これ、AIが書いてると思われるんじゃないか

「今さら自分が書く意味なんてあるのか」

そんな思考が、最初の一文すら否定してくる。

書くって、もっと自由なはずだったのに。声を出すことだったのに。

それが、いまや何かを押し殺す行為になっている。

自分の中にある言葉が、言葉として形になる前に、どこかで濁っていく感覚がある。

これはただの嘆きだ。

誰かを責めたいわけじゃなくて、何かを解決したいわけでもない。

でも、見て見ぬふりをしてしまったら、今感じているこの「何か」すらなかったことにされてしまいそうで、それが耐えられない。

Permalink |記事への反応(1) | 23:44

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