何言ってるのか分かるかわからないくらいの距離でバンバン音を立てて金切り声で叫ぶ
独り言の体なのだが明らかに気に入らない対象に向けてまくしたてる。
キッカケはなんか言動が気に食わなかったや皿を洗わなかったなど、対面で一言言えばいいだけの些細なことである。
しかし下手に構っても当人の機嫌を損ない対面で気が済むまで嫌味を垂れるだけとわかってるからもう誰も触れない。
というか俺が気に食わないだけなのだ。婆さんが生きてた頃は対象が二分されていたが、婆さんが死んでストレスの発生源が俺だけになった。
俺は俺でニートだった頃は母親の機嫌をとろうという努力をしていたが、バイトとは言え働き出してワガママクソババアの機嫌を取る気力が無くなりつつある。俺自体を嫌っているから俺が何やっても無駄なのだ。
「正解」のハードルを上げ続ければ一生不満を生み出せつづける。
俺にしても家から出る金もなければクレヒス真っ黒で賃貸借りるための審査に通る自信もない。
そうなると家庭の平穏のためにいかに顔を合わせず口を利かず、ヒスったとき構っても機嫌を損なうだけとわかってるから触れず、いかにダルマのごとく心を殺して生きるかを家庭内で実践するだけの生活である
快活で寝泊まりしろ よほどのことがない限り追い出されることもないし快適だぞ