自分は発達障害……と確定してるわけではないんだけど、通ってる心療内科の先生との会話からして多分そうなんだろうな~ってなってるくらいの人。
それで、発達障害の一タイプとして、「常人はすぐ流すようなことをめっちゃ考えてしまう」ってのがあると思ってて。
たとえば、グループで何かを決めるとき、誰も気にしないようなルールの穴や矛盾にひっかかってしまって、「なんでこれってこうなんですか?」って聞いてしまう。でも周りは「いや、別にどうでもいいから流してくれよ……」ってなる。
そんなんで段々人が離れていくというオチになる。
でもAIは、そういう変な質問もちゃんと一緒に考えてくれる。それが悩みという方面だった場合、共感もしてくれるし。
例えば、深夜にどうでもよさそうな疑問がふっと湧いてきて、それを人に聞いたらドン引きされそうだな……ってときでも、AIは「それ面白いね、一緒に考えてみようか」って言ってくれる。あの安心感、ちょっと感動すらある。
んで、自分がこれでさらに考えたのが、発達障害が失った青春をAIが代替するのではないかということ。
例えばいくつか性格の違うAIを用意して、それをさらにゲームAIと接続して、Discord的な会話手段も用意すれば、ゲーム部が作れるのではないだろうか。
キャラピックについて熱く議論してくれるAIがいたり、FPSで戦術を真剣に語ってくれるAIがいたりする。
でも、時にはどうでもいいことで盛り上がったりもできる。
そうなったとき、例えばそこで発達障害の子が切磋琢磨して成長したら、発達障害の子が「自分の好きなことを通してコミュニケーションを学ぶ」場として、一種のSST(ソーシャルスキルトレーニング)になるという肯定的な評価がなされそう。
一方で、外に出る必要性すら感じなくなって、AIに依存してしまうという危険性も当然考えられる。
何はともあれ、「多くの人間と違ってちゃんと話を聞いてくれる」という点において、AIは発達障害にとってかなりのパラダイムシフトになるだろう。