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2025-03-28

2025年3月北京旅行備忘録その2

北京旅行増田です。

間が空いてしまったけど、観光地編始まります。書き始めたら長くなってしまって、1日分しか書けなかった。。。だんだんと短い文章になると思いますが、年度末年始仕事の合間に書いていくので気長に待っていただければ。

前回の記事も、思い出したものコメント等で質問いただいた内容などを追記しています

目次

事前準備(その1)

ホテルの予約(その1)

交通状況(その1)

観光地(今回※まだ続く)

食事(まだ先)

観光地

大同古城、雲崗石窟 おすすめ度★★★★★

いきなり北京市外だけど、北京留学中の増田長男が同行してくれることになったので北京から北西に350kmの位置にある大同雲崗石窟寺院高速鉄道で日帰りで行ってきた。大同近郊には崖に作られた懸空寺という名所もあるのだけど、これまた日本語英語での最新情報が乏しく、老人もいるので日帰り旅行で組み込むのは無理と判断し、雲崗石窟寺院の後に大同古城とするルートにした。

行きは北京北駅を7:16発、大同南駅に9:41着。帰りは大同南駅を16:26発、北京北駅に18:24着と長丁場になった。高速鉄道は2つのグレードがあり、列車番号頭文字がGとDで区分される。(例:G1468, D1567)一般的にGが速いのだけど、同じ路線でも遅いGや速いDがある。今回の大同南往復は両方ともGの列車だったが、停車駅が異なり帰りの方が27分も速い。

チケットは往復とも事前にTrip.comで購入した。Trip.comの通貨設定を日本円にしたので中国元の価格不明だが1等席が発券手数料込みで行き5,124円、帰り5,640円だった。行き帰りで値段が違うのは停車駅が少なく早く着くからだと思う。2等席だと1等席の7割前後(3,500円)ぐらい。1等席は2+2シート、2等席は2+3シートの構成。Trip.comでは予約時に座席配置のリクエストができるので、複数人旅行であれば必ずやっておいて。切符はeチケットなので印刷する必要もないし、スマホ画面を見せる必要さえもない。

高速鉄道駅には遅くとも出発30分前には着いておき、余裕を持ってセキュリティチェックを受けておいた方がよいとのこと。3月中旬は閑散期らしく特に混んでなかったが、増田長男によると春節時期は凄まじいらしい。

駅のセキュリティチェック後は巨大なコンコースで待ち、電光掲示板プラットフォーム改札口確認しておく。列車が来る15分ぐらい前から改札が始まるので列に並ぶ。改札はパスポート機械にかざして読み取りする。Trip.comでチケット購入した時に入力したパスポート情報連携されてるんだと思う。改札は3列ぐらいで並ぶのだが、そのうちパスポート読み取りができる機械は1列だけだったりする。(他は中国人向けの非接触型の身分証明書読み取り機で無人パスポート読み取り機には係員がいる)真ん中は無人機、左右のどちらかがパスポート読み取り機が多かったので、どの列に係員がいるかを見定めて並ぶと良い。

改札が終わりプラットフォームに降りると、始発駅なので既に電車は来ている。出発まであと5分。1等席は先頭と最後尾の1号車と8号車にしかなく、今回の我々は1号車。そしてプラットフォームに降りたところは8号車の前!年寄りを急がせながらなんとか出発2分前に乗り込んだ。

1等席は2+2シート構成で、新幹線グリーン車と似たような感じ。飲み物(お湯)とスナックのセットが出てくる。またビール等を販売するワゴンが回ってくるなど、昭和平成初期の新幹線を思い起こさせる。また高速鉄道はとても静かでほぼ揺れない。朝早かったのでウトウトしてるうちに大同南駅に着いた。

大同南駅は高速鉄道専用駅で、中心街からは7-8kmぐらい離れてると思う。この駅もとてもでかい。でも人いない。分かりにくい案内板を頼りにタクシー乗り場へ向かうと白タク運転手?と思わしき人たちが盛んに声がけしてくるので、タクシー乗り場への道は間違ってないのだなと思った。

バカかい構内を数百m歩いて更に地下に降りたところにタクシー乗り場があった。20台以上が客待ちしてる状況で、最初はここでDiDi呼ぼうかと思ったが、乗客差配しているような人がいて、増田長男とやりとりした後に2台分乗してタクシーに乗ることになった。

大同南駅から雲崗石窟までは約30kmぐらい?約30分の乗車時間だった。窓から見える大同郊外風景は同じデザイン高層マンションが立ち並び、それが数十ではなく、数百というぐらいの単位で広がっていく。今まで見たことのない圧倒的な風景だった。さらには建設中と思しき骨組みの高層マンションも多数あり、まだ建てるのか?と思うとともに、放置されてるのでは?とも思ったり。

大同南駅から雲崗石窟までのタクシー料金は55元ほど。DiDi使ってないので、運転手QRコードWeChat payAlipay共通)を読み込み、メーターの金額を打ち込んで支払う方式。(日本と変わらないというか、日本が真似したのか)2台分乗したが連携してるわけではないので、それぞれ別の場所で降ろされた。今回は増田長男含めて3名がWeChat使えたので、チャット通話機能使って無事に合流した。複数人旅行する際は、はぐれるケースも想定して連絡手段を確保しておいた方が良い。

9:41に大同南駅に着いて30分タクシー乗って10時30分ぐらいに雲崗石窟に到着。さあ入場しようと思ったが、どうやってチケット買えば良いのか分からない。北京観光地はまだ日本語情報があったが、雲崗石窟コロナ前の情報しか見つからず、事前予約についても調べてなかった。チケット販売のような窓口も機能してないし、WeChatミニプログラムにたどり着いたが、当日はチケット購入できないようになっていた。増田長男中国語でようやく聞き出した情報によれば、当日券は入り口建物にあるQRコードを使って購入しないと行けないとのこと。なんか人だかりがあるなあと思ってた場所にあった。分かるか、そんなの!価格は成人100元、学生未成年50元、老人(60歳以上)は無料で、それぞれ別のQRコードを読み取る。

そこから増田夫婦で全員分のチケット購入して、ようやく入場できたのが11時をとうに過ぎた頃。12時には雲崗を出て大同古城に向かい昼食を取る想定スケジュールが大幅に狂った。雲崗石窟もものすごく広く、老人もいるので無理に急ぐこともできず、なるようになれで、普通のペースで観光した。石窟の前に池に浮かんだ島にある寺院を通っていく。この手前にはバス乗り場があり、石窟入り口までスキップできるので石窟だけササッと見たい人は使うと良い。片道10元。でも寺院もなかなか良い感じなので、増田と同じように、行きは歩きで寺院を観ながらゆっくりと、帰りはバスで出口までというのがおすすめ

雲崗石窟も他の観光地も同様だったが、紙のパンフレットというものがまったく置いていない(見つけられていないだけかもしれないけど)。スマホWeChatミニプログラムオフィシャルサイトを見たり、たまにある標識確認するしかないのだが、観光地パンフレット大好きな増田としてはかなり悲しいことではある。

寺院を抜けてようやく石窟入口。すでに12時近くになっておりお腹も空いてきた。石窟の最初の方はしょぼい穴が空いていて風化した仏像だったような物がある感じ。埼玉県出身増田は「吉見の百穴みたいなものだな」と感想を言ったら妻に怒られた。そんなこんだで更に歩いていくと建物保護された石窟エリアに到着して、ここからがいよいよ本番。いろいろな穴に入っていくたびになんじゃこりゃ!というような石仏出会うことができる。百穴って言ってしまってすいませんでしたと謝る。そしてクライマックスオープンな壁面に巨大な石仏どーん!で、観光客みんなここで記念撮影していた。まだ石窟群の続きはあるようだが、12時50分ぐらいでお腹すいた、石仏満足した、ということで出口に向かうことに。ちょうどバス停もあり出口までいっきに戻るが、お土産屋や飲食店街を通らないと出口に辿り着けないのはどの国も同じだな。

この時点で13時過ぎた。大同古城の候補のお店(鳳臨閣)は14時まで営業タクシー20分かかる。人気店なのですぐに入れるかもわからない。お腹も空きすぎたので、ここで妥協して食べようかとも思ったが、増田長男がチャンスがあるならトライしたいということで、すぐさまDiDi呼んで大同古城へ向かった。結果、閉店30分前にすぐに入れたのでチャレンジしてよかった。お店と料理については食事編で書くので割愛

食事後、大同古城を散歩する。大同中心部は高い城壁に囲まれた街になっていてその中は古い街並みが残っていてとても雰囲気がよい。故宮周辺も同様なのだが、清朝?のお姫様コスプレ散歩できるサービスのお店が多数あり、至る所でお姫様皇后皇太后?)を見かけた。

野良猫?もいて人を怖がっていないようではあったが、とても痩せていたのが気になった。逆に北京にいた野良猫は太っていた。

鼓楼などの古い建物を横目で見ながら、英語のページでおすすめされた九龍壁NineDragon Wall)へ歩いていった。名前がかっこいいし、入場無料なのも良い。九龍壁故宮の中にもあり、皇帝モチーフとして使われているのかな?(大同北魏の都だったと後で確認した)

その後は時間に余裕をもって大同南駅までDiDiで移動し、16:26の北京北駅行きの高速鉄道に乗った。行きは停車駅が多かったが、帰りは途中1駅のみ停車で2時間からずに到着。北京北駅の横にあるショッピングモールで夕食を食べ、そこからDiDi呼んでホテルへ21時頃着。長い1日だった。

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続き> https://anond.hatelabo.jp/20250328230350

Permalink |記事への反応(4) | 01:22

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  • 北京旅行増田です。読んで期待してくれている人たち、ありがとう。 とりあえず今回の旅行で書くべき候補をリストアップしていったら当分掛かりそうな気がしてきた。いつか誰かが読...

  • 北京旅行増田です。土曜日で時間取れたので進めます。 初めて北京旅行に行ったら必ず訪れるであろう天安門広場と故宮。もちろん今回の旅のメインである。どちらも人数制限あり、前...

    • 最初の旅行記から読んでるけどさすがに写真とか画像が欲しい… ブログで書いてくれたら喜んで読みに行くよ。

  • (3/26追記) たくさん見ていただいてありがとうございます。事前準備は大変でしたが、それでも現地で苦労したこともありました。しかし、それを上回る食事の良さと観光地の壮大さが...

    • なるほどね

    • そのeSIMすげーな、日本にいながら大体の中国サービスのアカウント作れるんじゃね?

    • 中国のタクシーは助手席に乗るんだよなあ

      • 旅行客慣れしてるタクシーは後部座席に乗せてくれる。 大陸中央部の旅行者の少ない地域になると、助手席がデフォだね。

    • ブコメ「中国SIMにするとその代わりに金盾ファイアウォールが適用されるのでGoogleもLINEもFacebookもXも使えない」 されないって書いてるのに読んでないのか? 俺も使ったけど普通にLINEも...

    • Google mapがずれるのはほんと意味不明なんだよな。なんで修正されないんだ?

      • 横だけど中国ってズレるんだ まあそりゃそうか GPSってそもそもアメリカ軍の軍事衛星だからな

      • 国家当局がGoogleに対してサービス展開の可否や精度に関する申し入れをするとGoogleは拒否できない ストリートビューが使えない地域等があるのもそのため

        • 拒否したらええやん どうせ中国向けにはサービスしてないんだし

    • 去年の旅行での印象 現地電話番号 チケット予約に現地番号必須なところは現地の受付に行ってパスポート見せながら「I cannot reserve a ticket!」と言って現地交渉するとかでなんとかする...

  • 北京旅行増田です。 土日は全然ブクマされないなあと思いつつも書き進めています。 今回(その5)で観光地編は終了で、次回から食事編になります。 別途、レスをいただいているよう...

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