何かが起こる頻度が高いことを表すのに「〇〇時間に1人」のような表現が使われることがある。
例えば「日本では3時間20分に1人交通事故で人が死んでいる」といったものだ。
しかしこれは完全なる誤謬である。
時間というものは各人がそれぞれのそれを生きるのであり、日本における時間の総体は「1日に24時間」では決してない。
日本の人口を1.2億、1年間の交通事故死者数を2600とすると、正しい計算は
1.2億 × 365 ×24 / 2600 = およそ4億
となる。
つまり「日本では4億時間に1人交通事故で人が死んでいる」というのが正しい。
「時間を割る」表現を見たら同様の誤謬がないか注意されたい。
Permalink |記事への反応(2) | 18:59
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それは、「日本では人は4億時間に1回交通事故で死ぬ」ではないのか?
時間は総体として扱えないだろ 20人を1分待たせたから20分のロスって言ってる学校の先生と同レベルだし、 そもそも「3時間20分に1人」って言われてその1人だけが生きる3時間20分を想像...