リボ払い機能も一緒についてきたが「悪魔の発明」らしいので、一度も使ったことがない。
1.01の365乗は37.8になるけど、0.99の365乗は0.03になる。
毎日1%ずつ増えれば1年後には37倍になるが、1%ずつ悪化すればほぼゼロ。
得をする方向で複利を使うには、NISAとかiDeCoとかいうのをやっておくのがいいらしい。
銀行の預金金利は年利0.1%しかないから、いくら複利でもほとんど恩恵が得られない。
Twitterでバズっていた「普通の人が資産運用で99点をとる方法」という記事を流し読みする。
数式と図がやたら多い。
記事のURL を貼って、これでいいんだよみたいな涼しい顔してツイートしてるやつ、
お前ら本当に全部読んでるの?
でもまぁ、NISAでオルカンやS&P500を買って放置するのが賢いってことなんだろう。
資産運用会社の調査によると、最も成績が良かったのは「亡くなっている人」、
次いで「運用しているのを忘れている人」だったらしい。
プロのトレーダーですら勝ち続けるのは難しいのに、素人が個別銘柄を追いかけて勝てるわけがないよな。
さっき調べたらこの話のソースは不明らしいけど、どう考えても事実だろう。
具体的にアメリカのどの会社がどのくらい成長しているのかは知らないが、
アメリカ版の東証みたいなところで取引されているGoogleとかAmazonの株を含む株式市場全体が長期的には大きくなっていっているってことだろ。
長期的にこのトレンドが続く保証があるのかどうかは知らないが、
政府もNISA をやれと言ってるし多分大丈夫なのだろう、そうであってくれ。
でも、それでオレの年収がいきなり倍になるわけじゃない。
ドラム式洗濯機で時短したいけど、ワンルームの狭い洗面所には置けないし、
そもそも独り身には高すぎて買えない。
いくら時短になるとはいえ、元を取るまでに何年かかるんだろう。
Twitterを開くと、まともに働いている人間はみんなNISAをやっている気がする。
書店に行くと『普通の人が資産運用で99点をとる方法』が書籍化されて平積みされていた。
やらないと損することはあっても、やっても得するってことはないってことだよな。
資産運用をはじめる前は前向きな期待があったけど、いまとなっては年金とか国保みたいに手取りを食う要素でしかない。
みんなが俺みたいなら納得できるけど、世の中には「金持ち」というのがいるらしい。
親が金持ちで相続しただけならわかるけど、そうじゃない人は何をして金持ちになったんだろう。
資産運用をはじめた頃は一攫千金を目指して怪しいビジネスに手を出す人を馬鹿にしてた。
でも、いまならそういうものにすがりたくなる気持がちょっとわかる。
でも勇気がないから、せいぜい俺の人生は宝くじを買って外すだけの人生なんだろう。
まぁ、80点くらいではあるだろう。
そうであってくれ。
😎「まあ20%ぐらいでもやれたでしょうが、なにせ臆病なモンでね」