行ったあと、性病になってないかが不安で頭が一杯になり、行ってから2週間のあいだ仕事も力が入らず、耐えきれなくなり伝えてしまった。
手でしてもらう店だったので可能性は低いと思いつつ、ゼロでは無いゆえに、もし何かあって妻や子供に影響があったらどうしようという気持ちで自らが潰されそうだった。
たちが悪いのはこれが初めてではないということ。その時は検査をするという形で許してもらえた。
ただ今度は全く状況が違う。子供がいて、妊娠中であり、妻は冷静に努めようとしているが明らかにショックを受けている。
こうなることはわかっていたが、抑えきれず言ってしまったのは果たして正しかったのかもよくわからない。すべては行かなければよかったというただそれだけの気持ちしか残らなかった。
そもそもどうして行ってしまったのかを振り返ると、正直それもよくわからない。そんなに性的に不満があったわけではない。ただ、たまたま平日に休みがとれ、その時に行かなきゃもう行けないみたいな気持ちで勢いで行ったというのがその時の気持ちだったと思う。正直終わっても気持ちが良かったとかそういうものはなく、なんとか終わった、というようなやり過ごしたような気持ちが強かった。
結局あの時の自分はなんだったのだろう?ただ妻や子供を振り返らず、何かしなければならないという衝動だけに従った分別のない面が強く現れたとしか思えない。
果たして今までの人生を振り返った時、やらないよりもやって失敗する方がいいという選択をしてきたのは確かだが、それが染み付いた自分を抑えられなかったのだろうか。
色々書いたけれど、ここに書いたのはこんなことは誰にも言えないことを吐き出したかったからというのが一番の理由ではある。また、振り返ればこの時の気持ちをいつも思い出せると思ったからだ。
これからは許されるのかどうなのかわからない。おそらく妻のことだから子供のことを思って離婚とは言わないだろうが、元のように素直に笑い合えるのかはわからない。
しかし一緒に過ごさせてもらえるのであれば、2度と起こらないようにこれを書き残し、自分の負の部分があることを思い続けるようにしたい。
妻がショックを受けている顔を見ることで「俺って愛されてるんだ」と実感を得たいがために風俗行っただけ