ただ、一貫性はなかった。
朝令暮改を辞さないというのは君子の素質ではあるが、それは選挙性民主主義においては有権者への裏切りでしかない。
君子が(あるいは少数の君子たちが)スマートに治める社会を望むのであれば、寡頭共和政を目指すべきである。
オバマの方向性を引き継いだバイデンは、スマートさも(有権者に対する)一貫性もなく、ただの既存利権守護主義者になっていた。
そりゃあトランプが票を取るだろう。トランプは少なくとも一貫性はある。
就任後もそれを示し続けている。自国第一(反グローバル的であっても)、という一貫性。
自分が頭いいと思っている(思い込んでいる)リベラルが本当に目指していたのは、自分たちの思い通りに政治が進む寡頭共和政だったんだろう。それはちっとも「リベラル」ではないのだが。
そして彼らは今の(自分の意にそぐわない)状況を、「衆愚」だ「ポピュリズム」だと罵る。
自分が(自分たちだけが)頭がいいと思っている人間のいかに愚かで醜いことか。
リベラルは自分たちの狭量さ、独善性、傲慢さを理解するべきだ。
本来ならトランプに対抗するのはサンダース(あるいは彼のフォロワー)であるべきだった。
米民主党は、そして世界の自称「リベラル」は、自省すべきである。
今すぐに。