幼少期から中耳炎で困っていたけど、改善できる予感がして少し嬉しい。
幼少期は「生まれつき耳管が狭い」と言われてきた。
小学校に入ると、鼓膜切開で中耳内の水を定期的に排出してきた。
小学校中学年になると、鼓膜にチューブをつけて、外耳と中耳に空気を通すようにした。
チューブでできた穴は、そのまま塞がらなくなった。
耳鼻科の先生は「鼓膜切開が不要になった良かったね(笑)」と言われた記憶ある。
今になって調べると、穿孔性中耳炎ってやつにグレードアップした。
でもまぁ、大人になったら耳小骨を削る手術すると良いかもねとアドバイスもしてくれた。
耳鼻科に行くと、「鼓膜塞いだほうが良くね?」と提案を受けた。
リモートワークを契機に地元へ戻り、かかりつけの耳鼻科の先生に鼓膜を塞ぎたい趣旨を話すと、大病院を紹介してくれた。
4泊5日で鼓膜を塞ぐ手術することになった。
今まで鼓膜に穴が空いた状態の耳は、全く音が聞こえない状況だった。
けど、この手術で穴が塞がれば、一般人並みの聴力を得られることに期待した。
術後2年、また中耳に水が溜まる問題が発生した。
私の問題は、やはり耳管が狭いことだったようだ。
耳管が狭いことで中耳に空気が入りにくく、水が溜まってしまう状況だ。
耳抜きを続けているが、正常側の耳と同じ感覚で耳抜きができない。
2年間続けているが大きな成果が得られない。
1年前から、かかりつけの病院で耳管通気も定期的にするようになった。
そして、最近は首に力を入れると耳管が開く感覚があったので、定期的に首に力を入れる毎日を送ってきた。
もしかすると、長期間鼓膜に穴が空いたことで耳管を使う習慣がなく、使わない臓器みたいな感じで退化してしまったのか?
それでも、耳抜きと耳管通気を続けてきて、改善の傾向を感じている。
私は今まで、片側の聴力が弱くて人の声が聞こえなく、聞き返すのが申し訳ない気持ちに支配されていた。
でも、このまま耳管が通るようになれば、人の声が聞きやすくなる日も近いのかもしれない。
継続してきて良かった。