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2025-01-08

社会人年末年始お絵かき振り返り

今年は微妙だった

背景を話すと、仕事しているとほとんど没頭できない。一週間に平日は1日、2日かければいいほうだし、土日も家の都合で丸一日ぶっ続けで描くという時間は取れない。

とすると、得られる成果はしょっぱい模写のみ。。いや、模写がしたいわけではないのだ。作品を作りたいのだ。

1年を通して例外が3回だけある。それは、ゴールデンウィーク夏季休暇、年末年始連休の3回。この連休は1週間がっぽり描く時間を確保できる。これでどこまで行けるかが勝負になってきている。

この長期休暇を活かす自分の中の固定戦術としては、数日をつかって模写→模写→模写→模写→模写→... と模写を繰り返しまくる。そこまでしてようやく、描ける自信とイメージが湧いてくるので、ようやくオリジナルを1枚かけるという感じ。(没入するルーチンにもう一つ工程を挟んでいたりするが、流石にこれはここでは書けないよなぁ。)

しかもこの感覚毎日リセットされるので、1日10時間かいて、ようやく最後の1時間オリジナルを描けるか描けないか。という感じ。

なぞらえれば、吹雪の中の冬の雪山登山するようなもの

山頂を目指すには、雪をかき分けて道を開く必要がある。しかし夜はふもとのベースキャンプに戻らなければならない。毎日ベースキャンプからキロもあるいて入口に到着して、それから道を開墾する。今日は5キロあるいて2キロ開墾する。次の日は開墾するまでに歩く距離が7キロにのびる。進めば進むほど開墾に使える時間は少なくなる。1週間でどこまで到達できるか?時間との勝負

そして次のシーズンではまた雪が積もっているので、開墾を0からやり直し。

1年間でチャンスはたった3回だけ。一回失敗したら次は3ヶ月先か、半年先か。

これは効率が悪い!悪すぎる。。

本題に戻ると、今年の貴重な年末年始の長期休暇のお絵かきアタックの成果は微妙だった。

具体的には構想を温めて3年くらい描き続けてる作品があって、それをこの長期休暇ですこしでも進めたかったのに結局、それには着手できず、オリジナル(模写じゃないもの)を1枚描けただけ。

枠というか、ルーチンから逸脱できずにかなり不完全燃焼に終わってしまったという感覚

敗因分析としては、年末仕事がクッッソ忙しくてコンディション上げに失敗したこと

事前のしこみ(構想をねったりとか、事前に資料を集めておいたりとか)なしに、いきなりほっぽりだされると大抵うまくいかない。

ただ、今回はそれ以前に没頭する深度が浅かった気もする。

最近残業80時間かいってたから、普通にダメージが蓄積していたのかも。

あるいは、やっぱり体力が衰えがあるのか。10時間ぶっ続けで描くのがそろそろ辛くなってきている。体勢を維持するのに胸が詰まって息が苦しいし、視力は下がる一方だし。

体力だけじゃないな。頭の方も劣化している。

むかーし見た「ドラえもん」の長編映画で、のび太の部屋の畳の下が異世界とつながるところから話がはじまるのだが、ストーリーが進むごとにだんだん異世界入口が遠くに離れていき、最終的にはただの床に戻ってしまう、というシーンがあるのだが、まさにそんな感じ。

年月を経るごとに、自分の中のイメージは色褪せていき、遠のき、現実感を失い、いま、向こうの世界とのリンクは断たれつつある。

やうやう暗くなりけり、という感じ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:14

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