ただの字幕書き起こし
水中作業を頼む場合、フォンテーヌ随一の潜水士フレミネの名を誰かしら挙げるだろう。だがあいにく、この専門家はあまり顔を見せない。彼をよく知る者はこう言うはずだ——「あの子はきっと 海にいるよ」と。ただ、深海で彼を見つけられるのなら、わざわざ潜水士を雇う必要などないだろう。常に自信に欠けるフレミネだが、本人が思っているよりも任務の遂行力は高い。仲間のペールスと一緒ならば、手中の剣を振るい、難敵から心の「家」を守ることができる。神の目を得る前から、年若いフレミネは経験豊富な潜水士であった。得意な機械を戦闘に取り入れた結果、彼の任務達成率は日々増していった。フレミネにとって、戦闘はマシナリーの操作と同じだ。原理を知り、コマンドを与えれば、戦場の難題をクリアできる。思考を持つ限り、命令に従うのは難しいことだとよく分かる。それを理解しているからこそ、フレミネも極力感情を封じ、マシナリーのように任務を行って、何も考えず深海に潜るのだろう。だが彼は知能のない機械ではない。常に人や物事が、彼を海から引き上げる。そして、いつか気付くはずだ——「命令」は銀のトレイに盛られた馳走ではなく、成長を阻む氷の牢獄だと。