そもそも、電子書籍なのに「版」なのかというのは「限定版」なんて言葉が融通されている現状で気にしたりはしませんが、漫画という印刷物の話題で「紙版」なんて言葉が使われるのがなんとも面白おかしいと思った次第です。
印刷の現場で「紙版」と言ったらピンクマスターなどと呼ばれる、紙で作った「版」のことを呼ぶ言葉でした。
印刷機では、凹凸のあるアルミなどで作った「版」にインクをつけて大量に印刷物を出力します。
ここ追記:
追記終わり
そう、「版」とは印刷するのに使用する土台のことを指す言葉であり、その土台をアルミではなく紙で作ったものを「紙版」呼びました。
そんな、印刷の現場では既存の「紙版」という言葉が、電子書籍版の対比として読む人たちの間で使われるというのがなんとも奇妙で面白いなというただの日記でした。
それはそれとして、電子書籍ではない印刷された漫画を、「紙ver.」という表現をするというのも面白ポイントの1つでもあったりします。
ありがとうございました。
専門の人からすると違和感ある言葉なんか 第一版、第二版も「書籍の種類」みたいな感覚で印刷するのに必要になる「版」についてまで意識が行ってなかったわ
内容に変更があると当該箇所の「版」が物理的に変わるからね だから奥付には版と刷数が別々に書いてあるでしょ 初版から内容変わらずに増刷が決まると「初版 第2刷」 内容変わっ...
そうそう、理屈はわかってんだけど、実際の版を見ることってないわけじゃん だから「版」って言葉は理解としては「版」だけど、感覚としては「本」なんだよね