「頭が重くなったと思ったら低気圧か!」とか言っててくらくらする。
まず第一に、今日の東京の気圧は午前0時からずっと上がっている。
第二に、軽井沢あたりだと気圧は900hPaくらいしかないのだが、どんなに強い台風でもこんなに気圧は下がらないし、大抵の低気圧は980hPaにもならない。低気圧接近による気圧降下より新幹線で軽井沢に行く方がよほど早い。「低気圧が近づいてくると体調が悪くなる」という人は、軽井沢に行ったりしたら体調が悪くなって大変なんだろうか。50秒で35hPaほど気圧が下がるスカイツリーなんかに登ったら死んでしまうかもしれないし、地上と比べて大体210hPaほど気圧が低くなる飛行機に乗ったら頭が割れてしまうのではないか。
何が言いたいかというと、「低気圧のせいで体調が悪くなる」は疑似科学だということ。
もちろんプラセボはあるだろうが。
頭が痛くなるとほぼ100%24時間以内に雨が降るっていう人がいる。その人は低気圧のせいとは言わないんだが一体何なんだろう。 偶然にしては確率が高すぎて気持ち悪い。
湿度じゃない?
低気圧のせいの人は飛行機に乗れないな 頭痛薬がぶ飲みか
低気圧のせいで耳がツーンてなる、は疑似科学?