そういうことではない。
小学校算数の世界の「掛け算」は整数や実数上の通常の意味での積とは異なる演算なんだよ。
「整数×単位系」という空間上に定義された演算で、単位系の方に「単一単位からなる単位」(集合Aと書く)と、
A×B->Aという演算しか定義されていない(B×A->Aかもしらんがそこは知らない)のが小学校式。
もちろん、そんなしちめんどくさいことしなくても、単位系の代数構造が通常の数上の積演算の構造に従うことを
説明すれば可換性も含めて自明なわけだが、小学校教師の8割くらいは(そのブログの奴と同じように)単純に馬鹿なので
その辺ろくに理解してないし、残りも、特に頭の悪い子に合わせるためにそうしているようだ。
そもそも、国民全員に格安で提供される教育のクオリティなんてそんなもんだろう。
その理屈だと縦×横が正しく横×縦が誤りである理由が説明できない