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こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

人間という存在が地球に与える影響

今日は暑くなりそう

もう、8月も18日で下旬にさしかかってきた。

赤とんぼが目立ってきて、鎌倉駅舎のツバメの一家はいつの間にか巣を引き払っていた。

夜半、外では秋の虫は大合唱をしている。

秋は足音を立てながらやってきている。

もちろん残暑は猛烈で、今日もどこかが40度近い酷暑に襲われる予想とのことだ。

 

お盆休みが明け、電車にはいつの混雑が戻ってきた。

これで学生が戻ってきたら、また通勤通学ラッシュということか。

体が暑さに慣れて、今年の夏もなんとか乗り切ることができそうな気がしていたが、それはお盆休み中に感じていたことで、やっぱりそうそう楽ではない。

それでもまあ、職場までたどり着いて冷房の効いた部屋に逃げ込みさえすればなんとかしのげる。

今年の夏も、こうしてなんとかしのぎながら過ぎていくのだろう。

 

先日猛暑で蚊が少ない(実はいるところにはいたが)ということを書いたが、動物たちはどうやってこの暑さを凌いでいるのだろう。

多くの動物は涼を求めて移動しているのだろう。北へ、あるいは南へと

そうなってくると人間だけが今いるところから動けず、茹でガエルのようになっていくのか。

身動きの取れないサンゴが死んで白化しているというが、人間はどうなってゆくのだろう。

 

地球の気温は巨視的に見ると高温期があれば、低温期もあり、そのうち、気温も落ち着くのだろうが、今の温室効果ガスによるものはどこまで防ぐことができるのだろうか。

自分が排出する二酸化炭素の量、水の消費量などを考えると、自分の存在自体が原罪のように地球に対して悪影響を与えている、そんなことを考えると、気が重くなる。

 

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