
春の天気は目まぐるしく変わる。
昨日一昨日はそれなりに良い天気だったし、今朝もまずまずの空模様だが、昼ごろから天気は下り坂となり明日にかけては雨の予報。
今日1日頑張ったら明日は静かに過ごそう。
先週末に2題症例解説、そして昨晩1題講演を行い、この春先に詰まっていた私にとっての大きなイベントが終わった。
やっと一山越えたというところ。
昨日は症例解説2題の上、講演1時間。
話す時間を1時間もいただくというのは、5年ぶりのことで、果たして上手くできるか心配だったが、ほぼ時間内に収まった。 百何十枚ものスライドをよくまとめたと、内心感心しほっと胸をなでおろしたのはいうまでもない。
昨晩の研究会も当然のことながらリモート形式。
私を呼んでくださった研究会は関西地区を中心に活動しているので、当然のことながらほとんどの先生の顔も名前も知らない。
いったい誰に向かって話すのかがわからず、別の意味で緊張した。
参加申し込み者名簿を見せてもらったら顔見知りの病理医が1人だけいたのでその先生と、何度かメールのやり取りをして、会に先立ってオンラインで打ち合わせをした会長の先生に向かって話すつもりで話をした。
今後、オンライン形式での学会はますます増えていく。
会ったことのない誰かに向かって話すというのはこれまで経験のしたことがなかったが、それもこれで3度か4度目、そろそろ慣れなくてはいけない。
そんな中、もっとも困るのが、リアルの会場と違い聴衆のリアクションがわからないということ。
会場であればあくびや居眠りしている人が目立ってきたら話のトーンを変えるとか、興味深そうにしている人が増えたらその話題を少し引っ張るとかできるのだが、そういったことがほとんどできないのだ。
それでも、話し終わってからとかチャットで、頑張って質問をしてくださる先生もいるのは普通の学会と同じだ。
再びこういう機会に恵まれることもあるかもしれないので、昨日のディスカッションをもとにブラッシュアップしておきたい。
放送大学にしても、健康相談で話をする先生とか、教職に就いている先生などにとって、こういう機会はラジオの時代からあるわけだし、そもそもラジオテレビといったメディアに出ている人というのは大したものだといまさらながらに思った。
まあ、それだけ他人の時間を奪うわけだから上手にできて当然といえば当然かもしれない。
肝心なのは内容
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