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こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

ナイトと別れてから一年


朝晩の冷え込みが身に染みるようになってきた、今日は二十四節気の大雪。昼間は15、6度まで上がるそうだから、寒暖差は10度以上ある。職場に逃げ込んでしまえば20度以上あるからどうでもいいことといえばどうでもいいのだが、外で働く人はお辛いこともあるだろうだろう、気をつけて仕事をしていただきたい。

昨日未明、はやぶさ2が地球に帰ってきて、小惑星「りゅうぐう」の一部を採取したカプセルをオーストラリアの砂漠に投下し、そのまま次のミッションへと旅立った(はやぶさ2のカプセル回収、日本へ輸送 JAXA  日経)。宇宙の成り立ちを説く糸口となる試料のサンプリングとともに、惑星間移動の端緒となったという点でも快挙だ。銀河英雄伝説とまではいかないが、ガンダムクラスの話は現実のものとなりそうだ。

フラットコーテッドレトリバーのナイトが死んでから、今日で1年。私への誕生日プレゼントにと娘がナイトの顔をプリントしたクッションを贈ってくれた。海の向こうからでもこういうことができる時代なのだと思うと驚きだ。クッションの中のナイトが舌を出している。せっかくだからクッションのナイトに昔のように舐めてもらった写真を娘に送った。
クッションを抱えてテレビをみていると、最期の時にナイトを抱きかかえていた感触が蘇ってくる。私の方が先に逝ってしまっていたらこんなに悲しい思いをしないで済むのにと思う。生き残ってしまうというのも辛い、というか生きていると楽しいこともあるけれど、辛いこともたくさんある。死は、その人や生き物の時間がそこで止まる。ナイトは、いつまでも立派なナイトで私の心の中で生きている。それだけに余計にナイトにあれこれしてやれなかったことが悔やまれる。でも、生きている私はそういったもろもろのことを受け入れていかなくてはいけない。

それにしてもあっという間の世界が劇的に変化した1年だった。ナイトが生きていたら、もっとステイホームするのになどと不届きなことも考えてしまう。
コロは寝てばかり

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