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こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

病理医の当番日はてんてこ舞い

”やってもうた!”というほどではないけど、昨日の記事をアップし忘れていた。アクセス数がやけに少ないので、おかしいと思って下書きを確認してわかった。日付は昨日のままで、内容も変えないでそのまま投稿した。あれこれのスキャンダルが日々刻々と明らかになっているので、追いつくのはほぼ不可能なので仕方ない。電車の中で大まかなことを書いて、昼休みか遅くとも帰宅時に簡単に推敲して投稿する。スマホが登場してから随分楽になったけど、基本的な記事の体裁はPC画面を想定しているので、PCで投稿するのを忘れるとこうなる。

昨日は忙しかった。忙しすぎるぐらい。昨日は、私が当番病理医。施設によってシステムや内容は異なるので、誤解の無いようにしておきたいが、私の勤務先の業務体制は全く問題ない。

でも、先週出張があってその振替がきたりしたものだから大変なこととなってしまった。

午前中は手術例、生検例の切り出し。虫眼鏡を使わないとよくわらかないぐらい小さな検体から、両手で抱えても滑り落ちそうになるような大きな検体まで様々ある。実習の医学生に説明しながらなので、注意が散漫にならないように気をつける。

迅速診断の当番でもあったのだけど、午前中は診断室で顕微鏡診断をしている同僚がいて代わりにやってくれて助かった。切り出しは病理医二人がかりで行う。それなりに熟練した病理医二人で半日かかるのだから、なかなかの検体量だ。

午後は、怒涛の迅速診断。迅速診断が必要になる手術のうち、採取が比較的容易な乳腺のセンチネルリンパ節生検は午前中の比較的早い時間から、出てくるが、そのほかは、午後、それも昼前後から検体が出てくる。

切り出しが終わって、やれやれというところからなので、昼食も急いで食べて、というか食べている途中にも入ってくるので、ずっと部屋に張り付いていることになる。昨日は診断に苦慮する症例が多くて参ったが、こういうとき、一緒に悩んでくれる同僚がいてくれると助かる。

ルーチンの診断当番もずれ込んでしまったので、迅速の合間に診断していたが、難しい迅速診断が続いたので、なかなか進まない。仕事が終わった、というか体力が尽きてこれ以上頭が働かなくなったのは、日もとっぷりと暮れてから。

結局、札幌での病理学会総会の準備は今日もできず。これは、焦る。

さらにはジムにも寄れず、家に帰ったらバタンキュー。

これじゃあ、さすがにブログのことは忘れるわな。

今日は忘れないように

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